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テーマ:暮らしを楽しむ(387531)
カテゴリ:中国関連
日本語は助詞の使い方によって、意味がまるで違ってしまう。 でも、うちの中国語教室のネイティブ老師は、この使い方がイマイチ。
以前、老師が何かのイベントの説明をしたとき、「が」と「で」を誤用したことがあった。 西紅柿はそのイベントの内容を知っていたので、他のメンバーが間違えたらまずいと思い
西紅柿「そこは『が』じゃなくて『で』でしょ?」 とひとこと言った途端、教室歴最長老の
W氏「どうして人の話の腰を折るのかなあ!!」
と、ドエライ剣幕で怒鳴ったものだから、老師も含めて全員きょとんとして、部屋の空気はメチャ悪くなった。
この一件以来、雑談の時さえ、西紅柿が口を挟むとすぐに W氏「人の話の腰を折るんじゃないよ!」
まったくアタシは、なんでこのトシになって赤の他人から怒鳴られなければならないのか。。。
それから2~3か月も過ぎた頃 老師「Wさん、あんなこと言わなくてもいいのにね。西紅柿さん教室へ来なくなるかと思いました」 どうやら他のメンバーも、きついことを言われてやめた人がいるらしい。
西紅柿「私は、やりたいことがあったら、目的以外の理由でやめたりしません」
ところで今回の授業は「幸亏(幸運にも)」と「多亏(おかげさまで)」との違いについてだった。
老師が一通り説明した後 X氏「辛亏の使い方をもう少し具体的に教えてください」 と質問すると、老師は中国語で事例を挙げて説明を始めた。
でも、何だか話がおかしい。
どうやら老師は「幸亏 xing kui」ではなくて「辛苦 xin ku」の説明をしているらしい。
教えてあげようか、と思ったけど、西紅柿が何かを言うとまたW氏が西紅柿を怒鳴って、その場の空気が悪くなりかねないので、しばらく黙っていた。
質問したX氏は西紅柿の心配をよそに、老師の説明を一生懸命ノートに書いている。
で、思い切って 西紅柿「あの、、、質問と答えがズレている気がするんですけど。。。 Xさんは『幸亏』のことを訊いたんでしょう?」
X氏「そうです」
西紅柿「先生は『辛苦』の説明をしているんですよね?」
老師「そうです」
この時は、W氏もさすがに何も言わなかった。
出る杭は打たれる
でも
出過ぎた杭は誰にも打てない
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