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カテゴリ:パソコン・仕事
少し前に来た電話。
男性「私、昔はワープロを使っていましたが、それが壊れてからは、そういうものに縁がなくなっちゃったんです。 今度、地区の役員をすることになりまして。 色々な文章を配布するのにイマドキ手書きじゃみっともないのでパソコンを習おうと思ったんですが、今年から町のパソコン教室がなくなるそうですね。 今までも町の教室は夜のクラスがなかったので、私、シゴトをしているので昼間の教室に通えなかったんです。 簡単な文章が作れればいいんで、2~3回ほど教えてもらえませんか?」
実は、町のパソコン講座がこの4月からなくなる。
いつも年度末には、町の担当職員と次年度の講座の計画を立てているが、昨年の今頃 西紅柿「私も来年で還暦なので、ここの講師もあと1年で辞めようと思います」
もちろん西紅柿は、正式な職員ではないので「定年」はない。 でも、いつまでもズルズルと続けるわけにもいかないし、どうせ辞めるなら切れ目の良い所ということで、自分で区切りをつけた。
担当職員「誰か後任に適当な人はいますか?」 西 紅 柿 「今は、パソコンのできる人はたくさんいるので、そちらで選定してください」
ということだったのに、今年になって突然 担当職員「町のパソコン教室は、来年度からなくなることになりました」
理由は、適当な講師が見つからなかったことと、教室の機械がVistaなので、4月からサポートが終了するため。
家に帰って配偶者にこの話しをすると 配偶者「これからは、個人レッスンの希望が増えるかもしれないな」
と言っていた矢先の電話だった。
電話の男性は定年退職後に第二就職をしていて、地区の役員もしているという。 これから先も役員をする予定なので、パソコンを習いたいとのこと。
ただ、ローマ字は使えない。
パソコン歴は、以前5回くらいのコースに通ったけど全く分からなかった。 そこで奥さんに「お前、習え!」と言って、奥さんを別の教室に通わせたが、こちらもモノにならなかったという。 で、西紅柿に個人レッスンをしてもらって、その後ろで奥さんも見ていれば、2人とも覚えられるだろう・・・とのことだった。
この日は取り敢えず話だけ伺って 男 性「女房と相談して、また1週間後に電話します」
で、その1週間後。 男 性「来週からうちに来てください」 西紅柿「え・・・」
前回の電話で「2~3回でWordが使えるようになるのは、ちょっと難しいと思います」 と言っておいたが、どうやらわかっていなかったらしい。
そもそも、今より若い頃にどこかの教室へ通って習得できなかったのに、今回はたった2~3回で使えるようになると思っているのだろうか。
また、料金の話もしていなかったので、町の講座のカリキュラムを例にして、全くのパソコン初心者がWordを使ってある程度の文章を作れるようになるまでの時間を伝えた。
男性「ずいぶんかかるものですね。。。私これからシゴトなので、1時間後にまたかけます」
ということだったが、それきり電話は来なかった。 (やめるにしても「またかけます」といった以上、その旨を連絡するべきだと思うのだが)
世間の「パソコン教室」では、相手ができるようになろうがなるまいが、規定時間だけ教えて授業料をいただくらしい。 確かに、「わかる/わからない」 は本人の問題だけど。。。
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