西紅柿 吵 冗談

日曜日は朝から頭が痛かった。

５時ごろ目が覚めてロキソニンを飲んでからひと眠りして、そのあとストレッチを終えて７時半ごろになって起きたけど、やっぱりスッキリしない。

朝飯の時

配偶者「最近コストコへ行かなくなったなぁ」

西紅柿「中国語検定が２級に合格しちゃって、コストコのある前橋方面へ行くついでが無くなったからね」

前回行ったのは１２月初め。

毎年恒例の、老人施設へのサンタ慰問で持って行くクッキーを買うためだった。

３カ月もたつと、そろそろあの味の濃いお菓子の類や座布団ピザが食べたくなる。

で、家にウダウダして居ても余計に気が滅入るだけだから、お昼を食べてから午後２時くらいに出かけようということにした。

出かけるまでの間にひと眠りすれば多少はスッキリするだろうと思い、お昼の後ソファに横になるとすぐにフワッとなった。　　

ちょうどそのとき、玄関チャイムが鳴った。

日曜日の午後の来客なんて、知人かご近所さんくらいなので、モニタも見ずに玄関のドアを開けたら、そこに立っていたのは営業マン風の小柄な兄チャンだった。

兄チャン「私、KDDIの〇〇と言います。こちらは光回線が入っていますよね」

西 紅 柿 「はい」

兄チャン「光回線というのは ！”＃＄％*/-！”＃＆’（？＜*/-！”＃＄％＆’（？＞*/-！”＃＄％＆’（？＞％＆’（？＜*/-！”＃＄％＆’（？＞*/-！”＃＄％＆’（？＜*/-！”＃・・・となっています」
（そう言いながらクリアフォルダに油性ペンで配線図を書き込んでいく）

西 紅 柿 「はあ」
（そんなこと、一般家庭の主婦にはどうでもいいんだけど）

兄チャン「光回線は、現在７０００円くらいですが、これが５２００円になります」

西 紅 柿 「あの、、、要するに安くなるからKDDIに変えろ、というセールスですか？」
（こっちは寝がけを起こされてイライラしている）

兄チャン「だからぁ、さっき説明したじゃないですか」

西 紅 柿 「は！？」
（お前の説明がわからないんじゃ！）

兄チャン「奥さん、インターネット知らないんですね」

西 紅 柿 「知りません」
（もう、どうでもいい）

兄チャン「誰かわかる人いませんか？」

西 紅 柿 「いません」
（車が２台置いてあり、２階には配偶者がいる）

兄チャン「何時頃帰りますか？　夜又来ます」

西 紅 柿 「帰ってきません」
（もう来るな！！）

バタン！！　（ドアを閉める）

貴重な昼寝の時間を邪魔しておきながら、やかましいっつーの！！

【教訓】

説明しても相手がわからないのは、自分の知識不足が原因。

どんな相手にもわかるように説明するのがプロというもの。