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カテゴリ:生活(食)
はい、みなさん、こんにちは。
今日は早春の香り「蕗のとう」をいただいたので、蕗味噌を作りたいと思います。
え、トーキョじゃ桜が咲いてる・・・? いーんです、ここ標高900mでは、今が「春は名のみの 風の寒さや」なんですから。
そういや、西紅柿が子どもの頃、ガッコ帰りに「近道」と称して田んぼの畔を通っては、枯れた蕗の葉を見つけると、葉の根元のまだ半分凍った土を爪の先で引っかきます。 すると、指の先ほどの大きさの蕗ッ玉がわずかに顔を出し、それをほじくって採って家に持って帰り、お婆ちゃんにふき味噌を作ってもらったものです。
苦くて、甘じょっぱくて、春の香りがしました。
今回いただいたのは、あのころのものとは比べものにならないくらい、大きくてきれいです。
下さったのは、パソコン同好会の自称「婆ちゃん」さん。 ご自宅の周りから採ってきてくださいました。
この方、連れ合いを早くに亡くされ、女手一つで育てた2人の息子さんも今ではそれぞれ独立し、「やっと自分の時間が持てるようになった」ので、「パソコンを触るのが楽しくて仕方ない」と仰います。
婆ちゃん「これ、ご主人様に・・・」 西 紅 柿 「わぁ、ありがとうございます! 今夜主人に作ってもらいます」 婆ちゃん「違うダヨ、センセイが作るんだよ」 西 紅 柿 「あ、そうですか。。。 ^^;」
ふき味噌は、昔、お婆ちゃんが作るのを見ていたので、何となく見様見真似でできますが、せっかくなので、レシピをググってみました。
普通は、洗って刻んだものを油で煎り付けて味噌・砂糖で味付けしますが、レシピ集の中に「茹でてから炒める」というものがありました。
出来上がり
普通、ふき味噌は茶色くなりますが、こちらはご覧の通り鮮やかな緑色でございます。
苦みが少し和らぎ、独特の香りはそのままの上品な仕上がりになりました。
皆さんのご家庭でも、ぜひお試しくださいませ~。
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