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テーマ:暮らしを楽しむ(387492)
カテゴリ:言葉
久しぶりにKさんから電話があった。
この方、以前は不定期で個人レッスンをしていて、操作で何か分からないことがあるとすぐにうちへ電話をかけてきていたが、ここ1~2年は音沙汰がなかったので、パソコンを使っていないのかと思っていた。 Kさん「センセイ、お久しぶりです」 西紅柿「お久しぶりですね、お変わりありませんか?」 Kさん「それが、、、あったんです。主人が亡くなったんです」 西紅柿「えー!! いつですか」 Kさん「去年の10月です」 Kさんのご主人は50代の頃大腸がんの手術をされていて、最近まで順調だったのが2年前に今度は肝臓がんになり、それも手術して取り敢えずは順調に経過していたという。 亡くなる1か月前には北海道へ行ったりもしていたのに、奥さんが仕事中に急に体調が悪くなり、病院へ行ったらそのまま入院になって、医者が奥さんにだけ「もう長くない」と伝えたのだという。 だから入院期間も2週間ほどで、さして苦しむこともなかったので、周りのお友達は「奥さん孝行なご主人ね」と言ってくれるのだとか。 今回の「困った!」は
Kさんのお宅では、同じメールアドレスをご夫婦で共用していたので、両方の記録がすべて消えてしまい、9割方諦めてはいるものの、何とか復活できないかと、ダメ元でうちに電話してきたという。 そこで、パソコンを預かりに行くと、標高1000m以上もある別荘地帯のKさんのお宅の周りには、まだ雪も残っていた。 Kさんは 「雪掻きや灯油の調達など、今まですべて主人にやってもらって当たり前と思っていたことを、今は全部自分でしなければならない。」 「外出から帰って、外で見たことなどを話そうと思っても、『ああ、いないんだ・・・』と思うときが一番つらい」 そんなことをおっしゃっていた。 「ありがとう」の反対は「あたりまえ」だとか。 https://youtu.be/OXIRpu9XAHs 今、当たり前のことが、急にありがたく思えてきた。 「ありがとう その1」はこちらから ↓ どうぞ https://plaza.rakuten.co.jp/xicun0311/diary/201610040000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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