19,000
歩きました! 19,000歩。 ちょっと、アナタ、1万9千歩 ですよ!いちまんきゅうせん!! 今回の目的地は、前回行かれなかった小学校1年生でも登れる山かと思いきや車に乗って自宅を出てから配偶者 「 湯の丸山にする。」と、突然のご宣託。従順な妻は、「 ハイ 」 。 スキー場の駐車場 (標高約1,730m) に車を置き靴を履き替え、10時20分にスタート。 上級者向けゲレンデを登りきって、リフトの終点からしばらくはレンゲツツジの群生地が広がるなだらかな高原。花の季節には、この辺りは、さぞや見事だろう。 それを過ぎると、標高 2,095m の湯の丸山が目の前にデ~ンと現れる。 見た目、モッコリとした優しい山容とは裏腹に岩がゴロゴロとした山道を、迂回なしに真っ直ぐ登れば眼鏡の上に汗がしたたり落ち、日頃の運動不足を痛感させられる。 途中、2回の休憩をはさんで登って、登って、登って。。。山頂に着いたのは11時50分。 日曜日で、お天気もいいとあって山頂は人だかり。「 何があるわけでもないのに、みんなよく登るわねぇ。。。」って、うちも数の内? お天気はいいものの、山頂は風が強くじっとしていると、汗が冷えて寒いくらい。岩陰でお昼を食べて、記念撮影をしてから下山。。。 したのは、駐車場と反対側。つまり、湯の丸山を超えてその向こうの烏帽子岳 (2,065m) へと向かう。 湯の丸と烏帽子との鞍部(1,800m)から烏帽子岳を半分も登ったところで西紅柿の左足の靴の裏がパクパク始めた。 え ・ ・ ・ 何? なんと、靴底が剥がれている! この靴は、15年前の母が亡くなった年に「 これからは本格的にヤマができるから 」と、二人でわざわざ峠の下の山屋へ行って買ったもの。( 確か、3万円くらいだった ) ウエアやザック・ストックなどの装備も徐々に揃え配偶者 「 あと、足りないのはピッケルくらいだな。」西紅柿 「 実家から持ってきたツルハシで代用すれば?」 となった頃、仕事が忙しくなりだして山からは、次第に遠ざかってしまった。だからこの靴も、買ってからの年数は長いけどそんなには穿いていない。 思わぬアクシデントに「 ここで引き返そうか?」と迷ったけど、せっかくここまで来たんだから、と結局、烏帽子岳の頂上までたどり着いたのは午後2時だった。 こちらは、人もそんなに多くなく、風も思いの外弱い。 「 富士山が見えますよ。」 と教えてもらった方を見ると、折り重なる山々のはるか向こうに雪を被った富士山が、うっすらと浮かんでいる。天空には、真昼の月。 のんびりと山頂を楽しんで、岩場を降りかけたときさっきと反対側の右足の裏側に違和感が。。。 ん ・ ・ ・ ? 靴底がない。 振り返れば、少し上の白っぽい石の上にアタシの黒い靴底が落ちている。 これで、両方の靴底が無くなったので高さが同じになった。 2時半に山頂を出て、4時に駐車場に着くまでの1時間半こんな靴でも、どうにか持ち堪えることができた。やっぱり、高い靴は、全体の作りがしっかりしているのネ。 ゲレンデの駐車場脇の売店でバニラ&巨峰ソフトクリームとコーヒーで一休みして山を下りました。