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カテゴリ:趣味は韓国語?英語?
初めて絵本ではない英語の本を読み終えた。
11803語 『キッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』 より 装丁、イラストが抜群に魅力的だ。本のサイズからしてかわいらしく、女の子がつい手にとってしまうよう、仕掛けられたワナとは思いつつ、大人の女もそして多分男も手にとってしまう。ヒロインは気分屋のジュディ。小学3年生だが、へたをすると日本の高校生より自立している。まったく「ブリッ子」のところがなく、男子を冷ややかに見る目がかっこいい。こういう女子にくっついていたがる男子のタイプは、日米共通なんだなあと、盛り込まれたディテールを楽しみながら、愉快に思う。 各章が短く、しゃれたイラストも随所にあって、英語も分りやすいので、軽い気持ちで読み始められるだろう。アメリカの小学生生活の典型が描かれているので、アメリカ人の精神発達の過程の一端を見る興味もある。 『英語ペラペラキッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』 より 気分屋の女の子、主人公ジュディは、どんよりした気分で3年生という新学年を向かえた。新しい机には、自分の名前が書かれたアルマジロのステッカーなどないだろうし、新しい教室にはロジャーという名前のヤマアラシはいないだろう。 気分のいい日やムカムカする日は誰でもあるだろうが、ここまで激しい個性の持ち主は、見ていて気持ちがよい。 そんなジュディも色々なことに興味を示し、パワフルな毎日のエピソードがほほえましい。イラストもお洒落で字も大きめ。 どこかであらすじを見たのだったか、いちばん最初の場面が、 主人公ジュディが新学期に登校するのを嫌がる。 だってみんな夏休みに行った場所のTシャツとか着てるし…というシーン (本屋で立ち読みした記憶かも)。 この始まり方を知って、おもしろそう、ジュディを好きになれそうだと思ったんだった。 で、実際読んでみたら、ジュディの弟の方をより好きになった(笑)。 ジュディもおもしろくていい子なんだけど、妹である私は弟であるスティンクに より親近感を持って。 同じ親から生まれたのに、遅く生まれたってだけで、先に生まれたヤツに虐げられるのよね (いや、そういう物語ではない!)。 そんな環境(いじめが蔓延した環境でもない!)でも明るくのびのび育ってるスティンクが かわいい(*´∀`*) わからない単語や文章には妄想を交えながら私なりに読み取った物語はこんな感じ。 担任の先生から出された『Meコラージュ(自分を紙の上に表現してみよう的な)』という課題に取り組みながら、友達と一緒に、自分が好きなことに気づいたり、けむたく思っていたクラスメートの魅力を知ったり、将来の夢を暖めていくお話。 最後に、弟の失敗を機転を利かせてフォローしたりもする。 シリーズで何冊も出ているけど、ジュディの話よりスティンクの話を読みたい。 実際、スティンクが主人公の本も何冊か出ているし(^-^) これまでのトータル。 54,377語(再読を含めると93,020語) 日本語版も出ていた!↓
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 今日から、新学期。でも、ジュディは、朝から「ふきげんモード」。なぜって、休みのあいだにトクベツなことをなんにもしていないから。おしゃまなジュディと弟のスティンク、親友のロッキーがくりひろげる楽しい物語。 残念ながら楽天では 現在売り切れ↓
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