私のカヤックの元一日
9月の仕事はあちこちの移動が多く、まだまだ忙しい時期です。ホッと一息ついたとき昔のことを思い出しました。私にとってのカヤック。初めてパドルを持った時。それはニュージーランドでした。アカロアという海沿いの小さな街の牧場の宿で1週間宿泊。海のそばで、シーカヤックを無料でやらせてくれる宿だったのでチャレンジして、最初は海に落ちて持っているものが全てずぶ濡れ。毎日乗っていたらマネージャーからガイドやらないか?とそこから毎日シーカヤック。1週間の予定が半年。毎日漕いでイルカと競争したり・・・イルカが居る場所は毎日違う。山の上から風や波や天気や気温、いろいろな自然状況を把握してイルカが居そうな場所を特定して、お客さんを連れて行く。 この時は自然環境に凄く敏感でした。イルカと遭遇するのは80%ぐらいの確立だったかな?毎日カヤックで出てるからか?10人ぐらいを連れてツアーで出るけど、私のボートに最初に現れて、私のボートの周りを数週して挨拶してくれてからお客さんのボートの周りで遊ぶ。ヘクターズドルフィンという世界一小さな種類のイルカ。午前中だけ仕事で午後はFREE。広大な半島の山が全てオーナーの牧場。トランピング(トレッキング)したり海では合法的にアワビやムール貝を採り、アワビが飽きるとアワビを餌にしてタラやカワハギなどを釣りました。アワビは300個以上は食べたので、いまだにアワビってそれ程凄いとは思わないんです。夜は宿のお客さんなどと自家製ビールやワインを飲みながら楽しんだ。今ではサトルというと川でフリースタイルカヤックと思われがちですが、元々はシーカヤックからこの世界に入って来ました。