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カテゴリ:その件に異議あり
「女ひとり家四軒持つ中毒記」楽天で本を探していて偶然見つけた・・・・内容を見て怒り心頭になった。
「福利厚生の充実のため、消費税アップは上げざるを得ない」といままで思っていたが、最近の天下り官僚の事例やこの本から推察すると、我々の納めた税金のかなりの部分は役人の過剰優遇で食われている。 消費税をアップしない事で、お金が使えなくなれば、この手の問題が次から次へと明るみに出てくるだろう。 皆さん、我々は消費税導入に関し、完全に洗脳されていますよ、今我々に必要なのは覚醒だ・・・・・ http://www.elneos.co.jp/014sf2.html から引用・・・・ 外務省疑惑が噴出する中で、『大使館なんかいらない』(幻冬舎)、『踊る日本大使館』(講談社)など、退職した元外交官らの書いた外務省告発本が次々出版されているが、外務省幹部が最も驚愕した本は『女ひとり家四軒持つ中毒記』(マガジンハウス)である。大阪大学教授として出向中のキャリア官僚、スティルマン美紀恵さんが書いたこの本は、20年間で東京と近郊に3軒、パリに1軒と計4軒もの持ち屋を購入した経緯をつづったものだ。 本自体は素人の文書による下手な日記風苦労話で、読むに値しないが、看過できないのは、なぜ公務員なのに次々に家を購入できたかということだ。著者は1992年以降、1世田谷のマンション(6880万円)、2千葉県勝浦市の別荘(3000万円)、3パリのマンション(3500万円)、4目黒区の1戸建て(7000万円)を購入、総額2億円以上に上る。庶民がせっせと税金を納め、生涯に1軒買うのがやっとなのに、副収入もない一介の公務員に、こんなぜいたくが可能なのか。 その鍵は、彼女が勤務の3分の2を海外で送ったことにある。なにしろ外交官の海外勤務では、さまざまな海外手当てが付いて給与は本省での3倍以上に膨れ上がる。衣食住は税金丸抱え、車の購入手当も付き、普通に暮らせば、年収を丸々残すことも可能なのだ。 オーストラリア人を夫に持つスティルマンさんは「購入にやましい点はない。得た住まいは全人格をかけた労働への対価だ」と開き直るが、問題は、国民が不況とリストラにあえぐ中で、これほどの蓄財を可能にする外交官の特権と利権システムそのものにある。外務省幹部がこの本に驚愕したのは、本来は“蓄財術のすすめ”として書かれたこの本によって、外務省の利権の構造が国民に知れ渡ることを恐れたためだった。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 金もない、コネもない。そんな女がひとり上京、初めて住んだ劣悪な木賃アパートでいきなり「家」トラウマに陥る。が、フランス滞在中になぜか急転直下、「家」中毒に。それ以来、為替差損・バブル崩壊での大損と借金をものともせず、持った家が東京、千葉、パリになんと計四軒。ある時は、女性官僚の目で銀行、不動産業界に鉄槌を下すと思えば、ある時は、一介の主婦として光熱費、ローンの支払いにあくせくし、保育園を求めてさまよう。そんな落差のある複眼的な視点が、日本と海外の住宅事情を立体的に浮き彫りにし、「家とは何か」「住まいとは何か」「家族とは何か」の問いに新鮮なひとつの解答を与えてくれる。 【目次】(「BOOK」データベースより) 初めての東京―惨めなスタート/フランスに住む―住まいに開眼/初めての物件―32m2のマンションを買う/ブラッセルでの生活―学習効果あらわれる/マニラで家探し―家賃12か月前払い/バブルの傷―数千万の含み損を抱える/いざ別荘―パートナーが転がり込む/パリ赴任―憧れのアパルトマン購入/東京で「保育所難民」―結婚、出産、育児/狭いマンションに戻る―リフォームで快適/古い一軒家を純和風住宅に―無価値からの再生/箱の中身を整える―インテリアの妙/家とは―夢そのもの 【著者情報】(「BOOK」データベースより) スティルマン美紀恵(スティルマンミキエ) 1954年大阪生まれ。京都大学法学部卒業後、エクスマルセイユ大学大学院修士課程修了。外務省国際報道課長を経て現在、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授。1999年、第5回読売論壇新人賞受賞。日豪ふたつの国籍をもつ2歳半の男の子の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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