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カテゴリ:展示
「暗展」という企画を見つけました。
大阪芸術大学の学生さん達が、企画から作品すべてにおいて作り上げられたようです。 さがす、みつける、てらしみて、みる。 真っ暗の会場の中で、ペンライトの灯りをたよりに、作品を鑑賞していく・・・ 企画自体がすでに面白い!って思いました。 ギャラリーで開催されていたのですが、普段行く事がないので、入りしなにちょっと 緊張してしまいました。 暗闇で飲食をするというオープニングパーティーも企画されていて、参加。 ペンライトが、テーブルランプに変身し、企画者の方が挨拶されました。 意図する所や思いが述べられて、わかりやすくますます楽しみになりました。 谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」の文章が配られ、朗読され、椀物と羊羹をいただきました。 私はこの文章を全く知りませんでしたけど、暗闇と椀物・羊羹の味わいを、まず文章 読んで、耳で聞いて、舌で頂くっていうのが面白かったです。 さて、展示。 「楽しみ為のコツ」を、探して読みながら会場へ。 人が多いと、わりと明るいですが、いないと確かに真っ暗。 どれも個性的で興味深い作品ばかりでした。 中でも私は、「ホラーちっくな作品」が不気味だけど可愛くて好きでした。 そして、「不安」がテーマの顔型の作品が一番印象に残っています。 「みえないからこそみたくなる」 確かにそうですよね。たぶん、普通に見るよりじっくりと細部まで照らして見たと 思います。 とても面白かったです。 退場時にペンライトのお土産まで頂きました。 このギャラリーは老松通りという所にあり、ギャラリーや骨董屋さんなどが、 多数ある場所らしいのですが、昭和期の建造ビルや興味をそそられる通りなども あり、探検するのも楽しそうです。 待ち合わせ時間より早く着いたので、1人でうろうろしてたのですが、 タイムスリップ感や異世界感まで味わえました。 帰りしな、1人では入りたくても怖かったビルも、2人なら入れて満足できました。 なんか建物が違うだけで、空気感まで違う感じがしました。また探検に行きたいくらい。 はちみつ堂というカフェで晩御飯を食べたのですが、雰囲気も可愛いし、素敵。 お食事もケーキも美味しかったです。 面白かったし、楽しかった! 「暗展」 ホームページも素敵です。 ↓ http://an-ten.com/top.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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