ドバイ最終日
朝起きたら、雨がしとしと降っていた。 今日は、チェックアウトまでビーチで日向ぼっこに決めていたのに、こんな事って・・・と思いながらも気を取り直し、朝ごはんを食べて、ビーチにいこうとアブラステーションに行ったら、雨でアブラはお休み。カートで行くように言われた。ビーチについたけど、寒いし、波は荒れ気味。・・・にもかかわらずアングロサクソンなおじいさんは元気に海に入っていた。 しかし私たちには無理。水温調節が保たれているというプールに行ってみたら、お客さんはいないのに、監視員はいっぱいという状態。こんな所では泳げない。 諦めきれない私達は、もう1つの小さいプールに行ってみた。小さいだけあって監視員も1人だったので、根性で泳ぐ事にした。部屋に着替えに戻ったら、掃除中でびっくりしたけど、出て行っていただいてまで。 小雨のぱらつく中ひとしきり、自己満足できるまで泳いで、部屋で温まってから、チェックアウトした。 そして、マディナスークをぶらついていて、値切るのが楽しくて、使うかどうかもわからない買い物をしてしまった。友達はまたヘンナをしてもらっていた。 今日のランチは噂の七ツ星ホテル、バージュアルアラブのブッフェ。ここはセキュリティーが厳しく、宿泊者かレストランの予約がないと入れないと聞いていた。でも、同じジュメイラ系列のホテルからカートで行ったからか、レストランを予約していると言うだけで、バウチャーを見せる必要すらなかった。外から来る人は門でチェックをうけてはったけど・・・ とってもアラビックなんだけど、ロビーしか写真は撮れない。ここは全室にバトラーがついていて、チェックインは部屋でするらしく、フロントは簡素。入ったらすぐホテルマンに用事を聞かれてどんどん案内された。 エスカレーター横は水槽になってて、綺麗な魚が泳いでいるし、ロビーにはいろいろな噴水があって、しかも変化に富んでいて面白い。ついでに、噴水がちょっと大きく上がるたびに、掃除の人がさっとやってきて飛んだ水を掃除しているのにサスガと思った。東京ディズニーランドもびっくりの早業掃除ぶりだった。 内部は吹き抜けになっていて、こんな感じ。 地下のレストランは海の中へ潜水艦で行くという仕掛けになっているらしいけど、上のレストランは宇宙船なのかな。ちょっとやすっぽいけど、そんなイメージだった。でもお料理はすごかった。ブッフェなのに、キャビアとかもどんどん盛ってくれるし、お代わりもオッケー。私は、牡蠣やロブスターや蟹などメイン系をお代わりしすぎて、気分が悪くなってしまった。貧乏性だから行儀の悪い事。 私は結局ケーキまでたどり着けなかった・・・とっても綺麗だったのに。 ここ、本当は写真禁止って入り口にプレートがたっているけど、終わり際になってお客さんがひけたら、お店の人に聞いたら、写真撮らしてくれます。 見晴らしはとっても綺麗です。 飛行機は翌日2時すぎの便。まだまだ時間があるので、ゴールドスークへ行く事にしました。しかし、ホテルのフロントに荷物を預けてあるので、着替えるのが面倒くさくワンピースのまま行ったのが間違い! そこは、今までのビーチとは全く違う下町でした。すれた感じはしないですが、身なりの多少汚れた人や固まって座っている人を見たら、やっぱり緊張します。 私達は、ワンピースからでた足を隠すために、アバヤ(イスラムの女性が着る黒い服)とヘジャブ(頭に巻くスカーフみたいなもの)を買ってしまいました。それを着たら、さっきまでの違和感はなくなり、安心した気分で散策できました。 しかし、なにぶん着慣れていないので、違う意味でじろじろみられました。私のスカーフの巻き方がおかしいので友達には「シスみたい」としきりに言われました。鏡を見たら納得。 リゾートでないドバイを覗き見て、ホテルに戻て着替えた後、お茶をして最後の時間を過ごしました。 ドバイの空港は24時間営業。お店も24時間営業。これは、0時頃のドバイ宝くじの商品の周辺です。 帰りの飛行機は爆睡でした。リゾートに行ったはずなのに、やっぱりあちこち動き回って疲れたけど、充実感に満ちた楽しい旅行になりました。