カテゴリ:自転車
今日は墓参の日。
今日の墓参は自転車(マイCB<クロスバイク>)で出かけました。 墓参の後、整形外科へリハビリ治療に向かうために自転車でということでありました。墓地は長い急坂道を上るので、途中からは押して上がることになるのだが、門前の言葉の寺の前までは乗ったまま漕いで上がる。 しかし、寺の向かいの分譲住宅建設工事中のところまでやって来たところで、コンクリートブロックか石のタイルか何かそのようなものを電動ドリルか電動ヤスリで削って居られる作業の最中に遭遇。 石の粉塵が白煙のようになって道に漂っている。防塵シートで覆って作業をするか、水を掛けて粉塵が舞わないようにするのが、こういう場合のルールだと思うが、ちょっとの間だけのことであるということから、そのような手間を省いての作業であったのだろう。 しかし、そのちょっとの間にたまたま出くわしてしまった不運なヤカモチ。この粉塵の煙の中を通り抜けるのにたじろいで、思わず自転車を降りてしまったが、待っていても煙がいつ収まるのか分からない。是非も無し、息を止めてその煙の中を足早に通り抜ける。 通り抜けた先が例の「門前の言葉」の寺である。 本日掲示の門前の言葉はこれ。 (門前の言葉) 石のような心よりなかったと自覚する以外に道はない それが水の心である --仲野良俊-- これまでの自身の心が石のように頑なで傲慢な心以外のなにものでもなかったと自覚することによって道は開ける。水のように柔軟で謙虚な心であれ、ということか。 ヤカモチの語感では、「~以外のものはない」という意味の「~よりない」は、「歩くよりなかった」「黙っているよりなかった」などのように、動詞の次に来るのが自然で、名詞に続く使い方は余り見かけない気がするのだが、まあ、このような言い方もあるのでしょう。 それはさて置き、石の煙を潜り抜けたばかりのヤカモチとしては、「石の煙のような粉塵を潜り抜けるよりほかないと自覚する以外に道はなかった。願わくば、水を掛けつつ作業をして欲しかった。」のでありました(笑)。 (今日の墓地からの眺め) よく晴れて、六甲の山々や淡路島も見えている。 風もさやかに吹いている。 (今日の墓参の相棒はマイCB) はい、今日の相棒はCBです。 最近は、CBで銀輪散歩をすることが多い。 そんなことで、もう一方の相棒、MTB(マウンテンバイク)の出番が少なくなっている。 これは、我が家の庭の自転車置き場の関係で、MTBが奥の方に置かれていてCBが近い場所に置かれているということから、ついつい手前のCBの方に手が伸びるということのためで、MTBよりもCBの方を好んで使っているというようなことではありません。 墓参を済ませて、坂道を走り下る。 (枇杷の実) 途中のテニスクラブの近くの枇杷の木に実がなっていました。 季節の巡りは早い。 うち日さす 墓参の道に 枇杷の実は はや熟れゆくか 見る人なしに (偐家持) (注)うち日さす=道にかかる枕詞。 走り下って、整形外科クリニックへ。 左手親指の第二関節が腱鞘炎になってしまい、痛むので数日前からリハビリ治療に通っています。 足底筋膜炎による足裏の痛みが軽快せず、整骨(体)院にも相変わらず通院中ですが、加えて手の腱鞘炎。これぞまさに足手まといという奴ですが、足繁く通い、手を尽くすのほかなきものと相心得候へども、なかなか軽快せぬものにて御座候(笑)。 クリニックでのリハビリ治療を終えて、花園中央公園経由で、喫茶・ペリカンの家へ。 (花園中央公園のハナショウブ) ハナショウブが咲いて、水路にはメダカが沢山泳いでいる。 メタセコイアは緑濃く、空は青く・・。 ペリカンの家でランチ&珈琲。 店のお手伝いをされている坂の郎女さんとは久しぶりにお顔合わせでありましたが、お元気そうで何よりでした。 店主のももの郎女さんは明日(5日)は甲山にハイキングにお出かけだとのこと。 店を出た後、加納緑地や緩衝緑地公園などをぐるりと回って帰宅。 (加納緑地 5月7日撮影のもので今日の写真ではありません。) ハンドルを強く握ったり、凸凹道で自転車が強く振動したりすると、左手親指に圧力が掛かって痛みが走るので、銀輪散歩もイマイチ調子が出ないのでありました。 最後に、今日の写真ではありませんが、先月の新潟銀輪散歩の折に撮ったタブノキの新芽の写真を、便乗で掲載して置きます。 鳥屋野潟公園で見かけたタブノキです。 (タブノキの新芽) (同上) タブノキは、万葉集では「つまま<都万麻>」である。 常緑高木で海岸付近に多く生えている。 磯の上の 都万麻を見れば 根を延へて 年深からし 神さびにけり (大伴家持 万葉集巻19-4159) 上の家持の歌にもあるように、つままは神の宿る木でもあった。 万葉人は、年月を経た常緑の高木には神が宿ると考えたようです。 花は4~5月に咲くらしいので、探してみましたが、見当たりませんでした。この新芽の中に花芽が隠れているのだろうか。 (同上) <追記:2022.6.6.> 上はタブノキの新芽ではなく苞のようです。この中に花の蕾が入っています。 以上です。 <参考>カテゴリ「自転車」の過去記事はコチラ。 墓参関連の過去記事はコチラ。 花関連の過去記事 花(5)・2022~ 花(4)・2020.4.~2021 花(3)・2017~2020.3. 花(2)・2012~2016 花(1)・2007~2011 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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