カテゴリ:友人ほか
昨日(10月11日)は、堺市在住の友人を訪ねての銀輪散歩。
友人・喜多麻呂君(中学時代の同級生)から暑中見舞いのメールを頂戴したのは、8月10日のことであったが、その折の彼との電話で「涼しくなったらまた訪ねる」と約束したのでありました。しかし、9月になってもなかなか涼しくならず、訪問が延び延びになっていました。 10月に入って暑さも落ち着いて来たので、天気予報の状況を確認の上、彼に電話を入れ、「11日午後1時頃に訪ねる」旨を伝えたのでありました。 彼を訪ねるのは、今年の4月19日以来であるから、ほぼ半年ぶりの再会であります。 前回は、同じく同級生のひろみの郎女さんと一緒に彼女の車に同乗しての訪問で、帰途のみ、途中で車から降ろしていただき、積み込んで置いた小型折りたたみ自転車トレンクルでの銀輪散歩というスタイルでありましたが、今回はヤカモチ単独で堺市まで往復というフルスペックの銀輪散歩であります。ということで、車に積み込む必要もないので、トレンクルではなく、CB(クロスバイク)で出かけることとしました。 <参考>喜多麻呂君を訪ねて堺市まで 2024.4.20. コースは、花園中央公園から近鉄奈良線・東花園駅前で線路南側の道に出て、これを西へ。瓜生堂西交差点で中央環状道路を南へ。美原ロータリーで西に進み、仁徳天皇陵を左に見て、堺区安井町交差点で国道26号を南に進み、浜寺石津町東2丁交差点の一つ先の路地を左に入った付近が目指す目的地である。片道40km程度の距離であります。 (第二寝屋川・巨摩橋東交差点北側付近) 瓜生堂西交差点からは国道26号にぶつかる堺区安井町交差点まで、中央環状道路を走るだけであるから、コースは単純の筈。 先ず、第二寝屋川を渡ります。この川は、恩智川から分岐し、東大阪市と八尾市の市境を西に流れ、中央環状道路を越える付近から北西に向きを変えて東大阪市、大阪市域を流れ、大阪城公園の北側で寝屋川に合流している川である。寝屋川市域を一度も通過しないのに第二寝屋川という名で呼ばれるのは、寝屋川、恩智川の水害対策として開削された川だからなんだろう。 起点は恩智川であるから、第二恩智川と命名することもあり得たかと思うが、終点側からみて第二寝屋川と命名されたのだろう。まあ、恩智川も寝屋川に合流しているから、恩智川と分かれて第二寝屋川の水となった水も、そうならず恩智川の水のまま流れていった水も、共に寝屋川の水となって再会するという次第。 (久宝寺緑地) 久宝寺緑地で小休止。 JR関西本線を跨線橋で越えます。 自転車でも押して上れるスロープがあるので、問題なしです。 (JR関西本線・久宝寺駅西側跨線橋から西方向を望む) 長吉長原東交差点は横断歩道がなく、ご覧のような歩道橋が設置されていて、これを利用しなければならない。 (出戸歩道橋) 自転車でも利用できるようにスロープがあるので、面倒ではあるが、それを別にすれば、通行に問題なしであります。 そして、新明治橋で大和川を渡ります。 (大和川・新明治橋から下流側を望む) 大和川を渡った先が、近畿自動車道と西名阪自動車道とが交差合流する松原JCTとなっているので、歩道部分も自動車道のそれに従ってカーブしていることや高架橋梁が視界を遮ることもあって、ぼんやりしていると方角を間違い道に迷うことになるので要注意である。 (池のフェンスに鷺) 中央環状道路を、松原JCTから南へ500mほど行ったところに三角形の大きな池があり、環状道路側には人の背丈ほどの高さの金属製の白いネットフェンスが設置されているのだが、それにアオサギがとまって、池の水面を見つめているのでありました。 そして、難題の近鉄南大阪線の跨線橋ですが、急な階段を上る構造になっているので自転車を押して上がることは出来ない。大きく東側(左手側)に回り込んで踏切を渡る必要があるのだが、ズボラをして自転車を担いで上ることにする。 しかし、これは失敗。かなりの労働である。 7~8分目位まで上って来たところで、上から階段を下りようとしている女性と鉢合わせ。危険なので、自転車を抱えたまま一時静止。先に彼女を通すべく道を空けて「お先にどうぞ」と声を掛ける。「手伝いましょうか」という彼女のご親切なお申し出は丁重に、勿論、ご辞退申し上げました。 (近鉄南大阪線・中央環状道路跨線橋から西方向を望む) 跨線橋に上り切ったところで小休止。 写真をパチリ1枚は休憩を兼ねてのものでありました。 往路の写真はここまで。 途中で昼食を済ませ、手土産の買い物などで時間調整をし、12時30分到着でありました。 半年ぶりの再会でしたが、喜多麻呂君はそれなりにお元気な様子で何よりであります。 1時間余の雑談で旧交を温め、午後1時40分頃においとまする。 帰路は再び銀輪散歩であります。 先ず、仁徳天皇陵にご挨拶。 (仁徳天皇陵・拝所) 近づいてみると、正面鳥居右側のお堀脇に鷺が一羽。 (御陵に鷺) 御陵(みささぎ)にサギとはこれいかに。 これは別のアオサギでしょうが、さながら墓守でもしているつもりであるか。こちらを見ているのか、堀の小魚を見ているのか。 中央環状道路に出るべく、仁徳天皇陵に沿って北へと向かうと、その陪冢だという銅亀山古墳というのに出くわした。 (銅亀山古墳) (同上・説明碑) 中央環状道路沿いの大泉緑地に入ってぐるりひと回りして、再び環状道路に戻る。 (大泉緑地) 帰途は、近鉄南大阪線の跨線橋は遠慮し、踏切を迂回するコースを選択。 そう言えば、前回の帰途もこの踏切を迂回するコースを取ったのでした。 往路では、そのことを忘れていて、急階段を自転車を抱えて上るなどという無茶をしてしまったのでありました。 大和川を渡り、今度は上流側を撮影。 (大和川・新明治橋から上流側を望む) 前回は、大和川の右岸堤防道を上流へと走ったのだが、今回は中央環状道路を直進します。 (JR関西本線・久宝寺駅) しかし、JR関西本線を越える段になって、近鉄南大阪線の場合と同様に、跨線橋ではなく、踏切を渡ろうと考えて、久宝寺駅の方にと向かう。 ところが、次の八尾駅前まで、踏切が一つもないのである。 八尾駅前、西側の踏切を渡り、アトは方角だけを頼りにジグザグに走っていて、出くわしたのが、この神社。 (御野縣主神社) (同上・由緒) 由緒を見ると、祭神が天ノ湯川田奈命とある。 アマノユカワタナと言えば、柏原市の天湯川田神社のことが思い出されたので、立ち寄ってみました。 彼の逸話については、下記<参考>記事をご参照ください。 <参考>天湯川田神社 2018.6.7. (同上・拝殿) この神社の拝殿背後には旧大和川の堤防跡が残っているとのこと。 (同上・旧大和川の堤防跡の碑) 以上、友人訪問兼銀輪散歩走り書きでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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