落合のいた頃は
巨人優勝おめでとうございます。いつものことながら、他人事です。みんな嬉しいんですかねえ。私も巨人ファンですが、さっぱりわかりません。笑「落合がいた頃は楽しかった、とネットでみんな言っている」と友人Oが教えてくれました。彼がどこを見てそれを私に教えてくれたのか知りません。興味もありません。ただそんな話を聞けただけで、満足です。にっくき落合を倒して優勝、という方が巨人ファンとしてもずっと嬉しいはずだと思います。中日が弱くなったらあっさり優勝。落合が最後まで導入に反対したクライマックスシリーズのお陰で、上位2チームが固定したら「首位いじめ」をするチームがなくなってしまいました。みんな「レベルの低い(ごめんなさい)3位争い」に必死。ペナントどうなった。巨人、本当に強かったですね。でも、 面白かったですか?巨人ファンは、巨人が強かったから、「面白かった」と思うかもしれませんね。何もかも思い通りになって、たいして苦労もなく、ハラハラもせず、ぶっちぎり圧勝。そんな巨人ファンの皆さんにはぜひ忘れないでもらいたい、 落合中日はこんな巨人よりも強かったのです。落合がいた頃は楽しかった。正直にそう言える人は、野球が好きな人です。そう思えない人は、もちろんご本人の自由ですが、あなた自身のために、たまには自分の脳を疑ってみましょう。自覚と反省は人間にしかできない、貴重な能力です。どうか進んで捨てないでください。周囲の身近な人たちのためにも、ときどき少しは考えてみましょう。本当は、今さら気づいても遅い、と言いたいところですが、そんな意見が聞けただけでも私は嬉しいです。「冗談じゃない、優勝は優勝で価値は同じ。巨人ファンなんだから巨人が優勝すれば 嬉しいし、面白かったに決まっている」もちろん、それで結構です。否定するわけではない。たださ、野球ってもっともっと面白いはずだったって、みんな知ってるはずですよね?