ラブライブ日記(第2話)~やっと気づいたのですか、の巻
※注 ネタバレあります。昔は、少なくとも私が子供の頃は、テレビに出る職業なんてまともな人間がやることではないように考えられていたものです。アイドルになりたいなんて言ったら、笑われるか怒られたでしょう。たしかに、人に見せるためにやることなんて、その程度のものであって、ぜんぜん立派なことではない、みたいなことを、私の尊敬する某小説家が語っていました。歌って踊れる。だから、何なんだ。誰の腹の足しにもならない。EXILEになんてぜんぜん興味ありません。でもその小説家の方は、こうも問い掛けます。人間だけが、無駄なことに価値を見出す。それこそが人間らしさである。僕らが生きてることは、無駄ではないのですか? と。まだ第4話までしか見ていませんが、今のところ大好きな「ラブライブ!」です。今日は好きであるがゆえに、全然問題ないからこそ、揚げ足を取ります。第2話です。凛ちゃんは、花陽ちゃんがアイドルに憧れているのを知っていながら、スクールアイドルのポスターを眺める花陽ちゃんに対して反応が薄すぎますね。もっともこれは第4話で発覚するので、初めて見た時点では突っ込みようがないですけれど。第4話ではあんなに怒ってるのに。ステージ衣装を考えて作る能力を持つことりちゃんと、作詞できる才能を持つ海未ちゃん都合良く降臨。何が恥ずかしいって、海未ちゃんがいちばんガチだったやん。「練習メニューは私が決めます!」ガチガチやん。いきなり背後からオッパイ掴めるほど事情に精通していた生徒会副会長。どこで知った。カードでか。μ'sって名前、真姫ちゃん知ってたんだ? しかも簡単に受け入れてますね?μ'sって妹はちゃんと読んでたけど、姉は読めなかった。…いや、別にいいんです。いいんですけどね。子供が何もわからないままただ形だけ真似すると、ケガしますからね。アニメは危ないから。穂乃果は何の技術もありませんが、実はもっとも大事なキャラです。それは、「これをやろう、やりたい!」って言い出した人が、いちばん偉いからです。戦隊モノのレッドの役ですね。最近のアニメは凄いです。くるくる変わる表情、笑わせる顔も、初めて「START:DASH!!」を聴いて感動した表情も、第3話で出てきますが悲しい横顔も、実に美しく魅力的に描かれています。一生懸命石段駆け上がっていくシーンは大切です。「お祭みたいにパーッと盛り上がって、楽しく歌っていればいいのかなって。でもね、 …けっこう大変なの。」キュン死です。続く。