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テーマ:山登りは楽しい(12247)
カテゴリ:山の雑想
ごぶさたしております。
どうも最近、夜に弱くなってしまいました。 いつも夜10時頃に子供を寝かしつけるんですが、最近は寝かしつけながらそのまま寝てしまいます。 10時に寝るなんて小学生並! しかも早寝したら早起きできそうなのに、起きるのも子供と一緒の朝7時~8時頃、この年になって一日10時間も寝てしまうどころか、子守りの日など昼寝の時まで子供に会わせてうたたねしてしまうから、最近はゆりかごの赤子かはたまた猫のような睡眠生活。 まあ裏をかえせばそれだけ疲れているのでしょうが、体力回復したら、また山にがんがん登りたいでものです。 さてそういうわけで、今回は山と睡眠について考えてみました。 山で寝る したことのない人には想像できないでしょう。 山ではシュラフ~いわゆる寝袋という袋に入って寝ます、もちろん寝返りなど自由に打てません。 狭いテントの中では仲間と互い違いに寝たりもします。 冬山なんかだと最悪でね~顔も寒いから口だけ出して寝るんですよ。そうすると吐息で口の周りが凍ってきたりして気持ち悪いんです。 枕はどうするの?ってまさか山に枕かついでいくわけにはいかんから適当に着替えとか雨具とかザイルとか下に敷いて寝るんです。 世に言う「枕が変わると寝られない」とかいう人は絶対耐えられないでしょうねえ。 それから山では地面がものすごく冷たいから床に敷くマットは必需品です。 全身用と半身用があるけど山には軽量コンパクトな半身用が主流です、 じゃあ残る半身はどうするの?ってそれは適当にザックや着替えなど足下に敷いてしのいでください。テント担いで行くような山ならばたいていでかいザックを持って行かれると思うので、ザックに寝袋の足ごとつっこんで寝ると大変暖かいですよ。 今でこそサーマレストが主流になったけど、単純なエアーマットも軽さが魅力です、ただしエアーマットは中空なので保温力はあまりないし、寝ているうちにどんどんずれていってしまうので大変不便でしょう。 こんな道具を駆使しても眠れる人は眠れるし、眠れない人は眠れない。 私、実は山に行くと大変な夜更かし太郎でして、一人でも仲間と一緒でもたいてい夜中の2時3時までは飲んでおります。 3時をすぎるとさすがに翌日の山に響くの適当なところでさあ寝るよ~と横になればバタンキュー。 5分もしないうちに高いびきであります。 酒の力と山の疲れで熟睡はできるのですが、それでも山にいる緊張感からか2時間おきくらいに目が覚めるのね、まるで赤子の夜泣きみたいに、かっきり2時間おきに。 これって実は人間の本能で、常に外敵の驚異にさらされていた時代の名残なのかなあ?その太古の記憶が山という大自然の中に包まれた時の出るのかもしれません。 そんなわけで山に行くと眠れるようで眠れない夜。 山から帰った晩はいつも以上に布団のぬくもりが恋しく感じる夜であります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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