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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
本日は出羽桜酒造さんに行きました。
この酒造は、山形県内はもちろん全国的にかなり有名 (ご存知ですか?)です。 NPO法人の吟醸酒研究機構が、今年の全国新酒鑑評会に 出品された吟醸酒1019点をランク付けした中で、出羽桜さん はなんと!全国第2位に選ばれました。 ちなみに第1位は静岡県土井酒造の「開運」でした。 私が23歳のとき(今から5年前)の正月、「桜花吟醸(生)」 を飲んだときの衝撃は忘れられません・・・ 日本酒ってこんなにうまいんだーって感動でした。 さてさて、本日は出羽桜さんの仲野社長のところに訪問しました。 ”まるごと山形”のコンセプトをお話し、 今後の展開についていろいろとお話をさせていただきました。 私どもが取得した通信販売の酒類免許では、出羽桜さんのお酒は 扱えないという、なんとも矛盾した免許です。 一般の小売店さんは普通にネット販売で取り扱いができるなんて おかしいですよね? ただ、制度なので今のところはしょうがありません・・・ 商品のお話よりも、これからの山形のお酒を展開するために、この ”まるごと山形” をバックアップしてくださるという心強いお言葉をいただきました。 うれしいお話です。 私自身こういったお話をいただけるなんて、夢にも思っておりません でしたので、地域ビジネス企業支援での採用話題性とPR効果に大変感謝 しています。また、仲野社長に的確なアドバイスをいただけたこと に大変感謝いたします。 山形の日本酒を造っている蔵は、57もあり、横のつながりが強いこと をうかがいました。ライバルでありながら、協力する体制をとっている すばらしい連携をしています。 現に、山形県のを代表する日本酒 「山形讃香」 や山形県の酒造好適米 「出羽燦々」 それに今年名前が決まり、来年から本格栽培がはじまる山形県の 第2弾酒造好適米 「出羽の里」 などがまさにそうです。 県民性なのでしょうね・・・ 常務の仲野さんのお話では、 ・「いいものをちょっとだけ」というニーズはまだまだあるということ ・お酒の問屋さんが大手以外弱体化してしまったこと などもとても参考になるお話を聞きました。 こちらの蔵は、伝統を守り続け、そして新たな技術と基本に忠実な造り で、現在の地位を築いたのだと思います。 出羽桜のポリシーを拝見すると、(ホームページより抜粋) 地元でしっかりとした市民権と存在感のある酒 圧倒的大差のある分かりやすい品質 一般的なお客様の手の届く価格設定 他の酒の犠牲の上に立った吟醸酒でないこと 利益の社会還元 とありました。 なるほど、地元に根付いたすばらしい事業理念と、それを実行されている ことをしみじみと感じました。 私もこの心得を大切に、まるごと山形を山形に根ざした仕事としていきたいと思います。 早く出羽桜さんのお酒が取り扱いできることを願って・・・ 来週は蔵見学です♪楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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