|
カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
山形県南陽市宮内にある熊野大社では、7/23~26までお祭りがあります。
毎年24日に御輿が神社から下り(御下り)25に戻るそうです。 また、奉納されている獅子の引き合い(通称暴れ獅子)かなり 烈しいものだそうです。 そんななか、熊野大社のお膝元、山栄遠藤酒造店「東の麓」に いってまいりました。 ちょうど15:00ごろお伺いしましたが、ちょっと前に御輿が 通過し水をまいたとのことでした。 新藤製造部長の話では、このお祭りには様々な風習があるそうです。 ・獅子の頭についている髪(和紙のようなもの)を とることができると、1年間健康でいられること。 ・チゴタゴと呼ばれる稚児舞があり、子供たちが踊る こと。(かなりゆっくり踊るとのことです) ・大暴れの御輿は、警察の警備を破り、毎年遠くまで勢いあまって いってしまうこと。→これは風習ではありませんが、始末書を 書くそうです。 などなど、かなり古くからのお祭りです。 熊野神社にある、大銀杏は県の天然記念物みたいです。 東の麓さんのお酒の大銀杏や暴れ獅子、そして千本桜などは、 地元の風習や、ものなどからきているのだと初めて知りました。 さてさて、蔵の中では、ちょうどカップの瓶詰めを終えたところでした。 本日は、商品企画と今後の展開などの話しをしてまいりました。 そのなかで、ぜひ採用してみようと思ったのが、2点ありました。 自分なりのわかりやすい評価基準をつくること 小さい瓶への取り組み でした。1番目は新藤部長のアドバイスです。 お酒業界の人ではない新鮮な感覚で、お酒の評価を書いてみれば? とのことです。 なるほどそうですよね。お酒って種類がありすぎてわかりませんよね。 私の好みなどもありますが、甘い、辛いの判断だって、日本酒度や酸度だけを 見ても、味わってみると香りや後味によって感じ方が違いますよね。 やはり、絶対的な基準も必要ですが、それ以外の独自基準を策定 していこうと思いました。 誰にでもわかりやすいものという観点にたって考えてみようとおもい ます。 それと2番目の小瓶、これは私がやりたいことです。 現在東の麓飲み比べセット を共同企画でだしていましたが、ネットに出ていないセットは好評だった そうです。 やはり、飲み比べてみたいという需要はあるのだと再認識しました。 今は一升瓶の時代ではなく、いろんなものをちょっとだけ飲みたい というニーズが強いんだということがわかりました。 また、見た目についても、ふと手にとって見たくなるものが必要 だとおっしゃっていました。 店頭で試飲をしてもらうと、必ずといっていいほど購入していただける けどネット上だと試飲できないですからね。 でもそれを実現できればいいのかな?なんても思いました。 例えば、180MLといわず、100MLもうちょっと小さいの といろいろ考えてみたいと思います。 アドバイスありがとうございます。 山栄遠藤酒造店さんは、みなさん人柄がよく、まじめで 大好きな蔵です。おうかがいするととても和んで、ついつい2~3時間 も話しこんでしまいます・・・ 蔵見学などもやっているそうなので、ぜひ冬場は足を運んでみてはいか がでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 27, 2005 06:09:05 PM
コメント(0) | コメントを書く
[日本酒、酒蔵めぐり] カテゴリの最新記事
|
|