カメの歩みのように一歩ずつ in山形きろく

山形県の庄内地方にある櫛引（くしびき）町。500年
以上の伝統がある黒川能が有名な町です。

山形市内からは月山を越え、約１時間半、80kmぐらいのところ
にあります。

私も知らなかったのですが、元横綱柏戸の故郷です。

柏戸といえば、大鵬と柏戸という相撲界の一時代を築いた横綱
だと父親から聞きました。

少し前の若貴みたいにとても人気があったことでしょう。


さて、櫛引町には初めての私ですが、佐藤仁左衛門酒場に
いってまいりました。


ここは奥羽自慢の醸造元で、あら玉の和田酒造の
和田弥寿子さんもオススメの蔵です。


私の親戚とサッカー関連でつながりがあり、その方に紹介して
いただきました。

山形市の七日町にある「水鳥」というお店で飲むことができる
とお聞きしたので、先週末いってみたのですが、
日曜日はお休みでした。残念！

さてさて、まずは外観に圧倒されました。
これだけ大きいかやぶき屋根は
めったにお目にかかれません。
幅約10メートル、奥行き20メートル程度あるでしょうか？
すごい規模です。

創業当時からということで、２８１年前からこの屋敷だったそうです。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　感激！

杜氏であり製造部長の佐藤勝氏とお話しすることができました。

まず第一印象。とても温厚な感じ。

サッカーの審判をやっていた佐藤さんですが、今はやっておらず、
もっぱらご自宅近くで散歩をされているようです。
３，０００歩が目標だとか・・・

そして、お酒の話、雑談などをさせていただき取り扱いをさせて
いただけることとなりました。

とても様々なことに興味をもっておられ、楽しく拝聴しておりました。

新聞の情報、それに東京の居酒屋のワンカップがはやっていること、
それに、マンションでもバーがあることなどなど、お話しが多岐
にわたりましたが、印象に残った言葉に、

「自分で造って販売するって大変だけどいいよねー」

とおっしゃっており、なるほどと思いました。

確かにご苦労された部分もおありでしょうが、造る楽しみ、販売
する喜び、そして喜んでもらううれしさ、そんな気持ちがにじみ
でている感じがしました。

お盆明けには、いろいろお聞きするためにまたおうかがいします。
とても楽しみです。

本当にありがとうございます。

まるごと山形では、９月ごろからスタートできるように準備すすめますよ。