|
カテゴリ:ワイナリーめぐり
山形県産ワインは、まだまだ知名度が低いですね。 産地といえば、山梨、長野。 東京にいたときは、山梨の勝沼ぶどう園の 名前をよく聞いてました。 ワイナリーが31社もあるそうです。 ですが、いったことはありません。 ワインのイメージ。 ・高級 ・高貴 ・悪酔い 飲みやすいため、どうしてもがぶ飲み。 そして二日酔い。 ボジョレーヌーボー解禁時期に買ってきてがぶ飲みをし、 次の日スキーにいったとき、気持ち悪くてすべることができな かった友達を知っています。 でも最近日本酒をよく飲むようになり、ワインも興味を持つように なりました。 それで、山形県は実はワインの産地だということを知ったのです。 デラウエア・・・あの小さな粒の8月上旬から旬のワインは、 全国でもNo.1の産地だそうです。 以前高畠ワイナリーにいったときのこと、売店でとても素敵な ワインを見つけました。 その名もolahona(おらほな) 山形弁でおらほの→自分どころの、俺らのところのという意味から もじっているものです。 ひとめぼれしました。 山形県産の果物だけを使った、カクテルワインという新たなジャンル の飲み物で、統一ブランドでありながら、県内の7ワイナリーが それぞれ違う果物で違う味を出しているという、個性的なワインです。 直接連絡し、晴れてまるごと山形で扱うことが できるようになりました! 準備まで3ヶ月を要しました。長かった。 今日は念願の訪問でした。 _________________________ 製造グループの畑マネージャーにいろいろと教えていただきました。 畑さんいわく。 「高畠ワインのolahonaを造るにあたって、地元を大切に した。 ・ここ高畠で年間100トン生産される、醸造用ぶどうの高級品種 シャルドネを使うこと。 ・シャルドネの香りにマッチした高畠の果物ラ・フランス この2種類をつかって高畠ワインではolahonaを造ろうと 思った」 もちろん費用的な問題も多々あったが、いいものを造ってやろうと いう思いで高畠ワインの olahonaができたとおっしゃってました。 言葉数は多くはありませんでしたが、とても気持ちが伝わって きました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 次に工場見学。 山形では、これだけ整った設備と、見学スペースがあるワイナリー はありません。 瓶詰め~コルク栓~箱詰めまですべて自動化されていました。 そして貯蔵用のタンクも氷点下。 瓶は必ずオゾン洗浄をする。 瓶詰めの部屋はすべてオゾン殺菌している。 理由はすべて生詰めのため。一般的に日本酒と同じように殺菌する 火入れの工程がないのだといいます。 もちろんワインといえば樽貯蔵するものもあります。 1本数十万する樽が300本以上。圧巻でした。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 工業化はされていますが、作り手の思いがしっかりといきづいている 高畠ワインのolahona ワインが苦手な方でも、一度カクテルワインの味をお試し になられてはいかがでしょうか? まるごと山形では、8月下旬より発売です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 10, 2005 11:51:47 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ワイナリーめぐり] カテゴリの最新記事
|
|