|
テーマ:ワイン大好き!(30894)
カテゴリ:ワイナリーめぐり
昨年衝撃を受けた虎屋ワイナリーのほいりげ。
活性したままをそのまま瓶詰め。飲みやすくとてもおいしいワインです。 その仕込みがはじまったということで、見に行ってまいりました。 夏場の長雨の影響でブドウの収獲が約1週間遅くなりましたが、その後の天気続きで例年どおりいいブドウが収獲できた模様です。 ちょうど果汁を絞りこれから酵母を入れるところでした。 アルコール醗酵はまだしてないので、白ブドウジュースをいただきました。 甘みがしっかりあって、また爽やかな酸味もありこれがまたおいしい! このままでもいけます。 1週間でアルコール度数が5~6%まで醗酵させ、それを瓶詰めしマイナス貯蔵をします。 ちなみにロゼは10月中旬のマスカットベリーAやカベルネあたりの赤ブドウが収獲できる時期から仕込みになります。 毎年11月~12月だけのお楽しみ! さて、このあと寒河江の蕎陶庵(きょうとうあん)というそば屋でおそばと揚げそばもちを食べました。 そばがきは食べたことがありますが、揚げそばもちは初めてです。外側がさくっとそして中がもちっとしていておいしい!衝撃の食感と味です。 そして蕎麦も細めんで山形市内でいうと梅蕎麦のように細いです。 また、大盛りにすると、ざるが1枚出てきて食べ終わったころにもう1枚出てくるという気の利くところもいいです。なかなかすばらしい蕎麦をいただきました。 こちらは一度は食べるべし。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 寒河江市大字寒河江字塩水9-8 0237-86-9353 月曜定休 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 食事の後は幻の酒米豊国(とよくに)の稲刈祭へ。神主の方がご祈祷をし、40名程度の人数で稲刈りをしました。 周りの田んぼよりは少し完長が長く、穂の重みで少し斜めになっている稲穂。 もともと草履の原料として使われていた豊国。今もこの藁で草履を作っています。 そのため、コンバインでの刈り取りは行わず、バインダーという機械で稲刈りをし、杭にかけて自然乾燥します。 今年で3年目。皆さんなれてるようで楽しみながらそして収獲を喜びながら杭がけをしていました。 そういえば山形は杭かけをしているところが本当に多いです。 天日干しをすることによって米のうま味が違うといいますが、この藁が草履だけではなく牛の飼料にする循環ができているため、無駄にせず使うように天日干しが多いのだと思います。 今回の稲刈りで2点面白いことをききました。 一つは、米の頭の部分が黒っぽくなっているものは、昔からの品種だということ。 豊国は草履の原料として昔から手刈またはバインダーでの刈り取りを行っていたため、コンバインで行ったように種が混ざることはなく、純粋なままの豊国がのこっていること。 そしてもうひとつは杭がけは2束づつ時計周りまたは反時計回りで干していき、外側で天日の当たるようにしていた穂は1週間後茎の部分を外側に架け替えをし、満遍なく乾燥させるということ。 全体を乾燥させ、穂は酒に、茎は草履になります。 全てを使い、そしてまた来年種を撒く。 草履も豊国でできるお酒もとても楽しみです。 秋を楽しむことができる本当にいい季節になりました。この週末は多くの農家さんで稲刈りがはじまると思います。 ずっと天気が続くといいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ワイナリーめぐり] カテゴリの最新記事
|
|