|
カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
山形発の酒米といえば、今や定番になった出羽燦々。
お酒として世に送り出されて約10年になります。 DEWA33という純米吟醸酒の規格が山形にはあり、審査を通った ものがこの「DEWA33」のラベルを張れるのです。 山形県内の酒蔵はこのラベルを貼ったお酒を必ずといっていいほど 出しています。もちろん審査に通っているもの。 飯米と酒米。どう違うか?私も1年前まではっきりとは知りません でした。私の浅はかな知識ですと、大きく分けて2つ ・大きさが違う ・酒米は飯米に比べてでんぶんが凝縮している (心白とよばれている) 飯米は、たんぱく質やアミノ酸など旨みを感じる成分が多量に含まれ ていますが、お酒造りには少ないほうがいい味がでるといいます。 お酒造りには、米の4割~6割削ってしまい、残りのでんぷんが凝縮 している部分を使うのです。 なんとも贅沢な飲み物。そして、生き物(麹菌)を利用して出来 上がる酒。面白みがあります。 今日は私が個人的にお世話になっているとある酒蔵にお邪魔しました。 お名前は取り扱いをしていないので、出すことはできませんが、 いろいろと相談にのっていただいているよき先輩です。 酒米は上に書いたように様々ありますが、最高峰が山田錦と いわれてます。 兵庫県の山田錦がもっとも上質らしいですが、残念ながら山形 ではなかなかできないみたいです。 様々な酒蔵の方からお聞きしたところでは、 「穂は出るのだが、粒が大きくならない。日照時間の問題だろうな」 とのことでした。 私もプランターで育ててみてはいるものの・・・ 穂すらでません。 それが、この酒蔵の田んぼではしっかりと穂が出ていました。 感激です。 しかも、周りのお米とは明らかに背丈が違う。 左がそのお米。右がはえぬき。 飯米の「夢ごごち」も背丈が高かったけど、こちらも負けてはいません。 8/29に出稲したとのことです。 まだ穂が垂れておらず、10月中旬頃が収穫とのことでした。 お酒の基本の米と水。 そのお米を自ら作ってお酒にする。とてもロマンがありますよね。 でもその分苦労は半端じゃないと思います。 私もお酒を取り扱うものとして、これからもっともっと勉強しな ければならないと痛感しました。 10月に山田錦を炊いて食べるということなのでぜひ宜しくお願い します。 その時はうちのバケツはえぬきも・・・おにぎり2個ぐらいできるかな?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 8, 2005 01:30:21 AM
コメント(0) | コメントを書く
[日本酒、酒蔵めぐり] カテゴリの最新記事
|
|