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テーマ:ワイン大好き!(30894)
カテゴリ:ワイナリーめぐり
olahonaをスタート
させて2度目の取材となりました。 朝日村の月山ワイン山ぶどう研究所さんと朝日町の朝日町ワイン。 高畠ワインさんと大浦ぶどう酒さんに続き3社目、4社目です。 olahonaは現在のところ7種類。全て造っているメーカーが違います。 ってことは、7社が同じ方針・方向性のもと独自の色を出した商品 を造っているということ。 ・山形県産果物を使っていること。 ・添加物を使わないこと。 基本理念がおらほの(自分のところの)。 なかなかステキですよね。 ワイン研究会と東北芸術工科大学それに各ワイナリーが携わって いるのです。 _____________________________________________ さてさて、まず月山ワイン山ぶどう研究所。 国道112号線。山形市からは月山を越え、米の粉ドライブインから すぐのところにある、月山あさひ博物村にこちらはありました。 8月に事故がありました、バンジーをするつり橋があるところです。 お会いしたのは、赤松さん。 こちらで造っているolahonaは 「庄内たがわ農協産いちごとワイングランド」 農協がワイン造りをやっているのは少々経緯があるようです。 200年以上前から朝日村では山ぶどうを使ってぶどう酒を各農家が 造っていたそうです。 それが酒税法ができたことにより、密造だということで一斉に摘発 されてしまい、その文化を引き受けたのが庄内たがわ農協だった そうです。 法律が後からできたのに、摘発されるなんておかしいですよね。 ともかく、こちらでは庄内地方の果物で何を入れるかでとても 悩んだそうです。 メロンだと青臭くなるし、柿だと味が出ないし、梨だと香りが でないし・・・ そんな試行錯誤の中、特産品のいちごで造ることになったのです。 「ペチカ」という親指くらいの大きさの品種で、ショートケーキの 中に入っているいちごがそれです。 少々酸味があるものですよね。 その果汁と軽い感じのワイングランドをブレンドして、こちらの olahonaができたのです。 なんとも贅沢な感じですよね。 瓶詰め後の貯蔵庫および、果汁の貯蔵庫を案内していただきま した。 事務所からバンジージャンプのつり橋を渡って反対側にちょうど トンネルがあり、そこが貯蔵庫として使われています。 昔は道路だったそうですが、今では20万本以上のワインが貯蔵 されているそうです。 こちらが入り口。 こちらが内部。 結構広いです。 年間通して18℃以上にはならないとのこと。 日光が入らないことがいいのだと思います。 そして、次が果汁を保管している雪室。 断熱材が入っている倉庫に2トンもの雪をコンテナに入れて冷却して いました。 室温は2℃。 電気冷蔵設備を使っているのかとおもいきや、雪だけで通年2℃を 保てるそうです。 そんなことができるのですね。 こちらの設備には圧巻です。 自然の雪やリサイクルのトンネルを使うことで、節約をしています よね。 でも農協さんが主体となってここまでやっているのはすばらしい! の一言です。 一つ疑問だったのは、月山あさひ博物村に「アマゾン自然館」 があったことです。 今度行ったときに聞いてみたいと思います。 9月中旬より仕込み開始です。楽しみですね! 新作olahonaの試験もするそうですよ。楽しみにお待ちください。 <後編 朝日町ワインに続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 9, 2005 01:55:50 AM
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