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Jan 29, 2006
カテゴリ：日本酒、酒蔵めぐり
竹の露の相沢さんよりお誘いがあり、２週連続山形県庄内地方
に山形市内からおうかがいしました。 スケジュールは以下のとおり。 来年から本格栽培がはじまる山形の酒造好適米新品種出羽の里の本年の仕込み（留仕込） 櫂入れ たそがれ清兵衛、隠し剣鬼の爪、蝉しぐれ撮影地周遊。 山伏温泉ゆぽか入浴 最高峰の吟醸酒と冬の庄内料理を味わう会 です。 遠くは京都から25名ほどのお客さまがいらっしゃって会を 楽しみました。 私はこのような会に参加したことがなかったので竹の露さん のお酒と寒ダラ汁を楽しめるという魅力に惹かれ妻と２人で参加する ことにしました。 まずは、酒の仕込から。 蒸米機から出てくる米をタンクに仕込み、櫂を入れる作業です。 普段は午前中に米を蒸すのですが、今回のために午後の蒸しにして いただきました。 出羽の里はお酒造りに最も必要とされる心白部分が多く、精米が 少なくても良質の酒ができるという可能性を秘めたお酒です。 私も喜んで櫂入れをしてまいりました。  竹の露さんのお酒は、仕込み全てが山形県羽黒町でとれた 酒米を使用し酒を造っています。 また、購入する酒造好適米とはことなり、仕込み全てが１生産者 １仕込みになっているため、米の質、特徴にばらつきがなく、米を知った上でのすばらしいお酒ができあがります。 また、蔵前で育った稲と同じ地下水（地下２００メートルの石英質砂礫層）でお酒を造っているため、相性は抜群です。 大吟醸の仕込蔵は、醗酵中のガスが充満していて、窒息しそう・・・ それでも、私を含め皆さん興味津々 吟醸の良い香りがしました。 次にたそがれ清兵衛、隠し剣鬼の爪、蝉しぐれのオープンセットへ。 雪に覆われていますが、実際に家を作り撮影されたそうです。  残念ながら維持費が確保できないため、今年の７月には取り壊される そうです。一度ご覧になりたいかたはぜひ庄内へ。 温泉で一休みしたあとは、メインイベントの 「最高峰の吟醸酒と冬の庄内料理を味わう会」です。 なぜ最高峰か？ 酒類総合研究所主催の平成１７年全国新酒鑑評会で、大吟醸白露垂珠金賞受賞酒が吟醸酒研究機構の代表世話人篠田次郎先生より出品酒中1,019点中「全国Ｎｏ．１」の評価をいただいたからです。  山形県でも今年度はもちろんのことＮｏ．１。東北清酒鑑評会でも、出品酒全てが優等賞。 しかも、酒米の王様といわれる山田錦ではなく、山形の酒造好適米 出羽燦々での受賞ですから 輝かしい実績です。 よく鑑評会出品酒と市販酒は少し違ったりもしますが、こちらの 白露垂珠は鑑評会用でも市販酒でもどちらも美味しいです。 会場は鶴岡市内の「幸亭」さん。 お酒の種類は１１種類。とても贅沢です。 純米大吟醸が３種類。亀の尾、出羽燦々、美山錦 純米吟醸が６種類京の華５年熟成、亀の尾６年熟成、 改良信交、出羽の里、出羽燦々、美山錦いずれも生で １０ヶ月熟成 吟醸初しぼり雪ほのか などなど。 驚きのうまさだったのが出羽の里生氷温１０ヶ月。 生特有の劣化が全くなく、それでいて旨みが増している気がしました。 日本一の酒はまたまたうまかったです。 庄内の冬の味覚寒ダラ汁とともに。  幸亭さんでは、寒ダラ汁が食べ放題です。 ぜひ一度お試しあれ。昨日の酒田寒鱈祭りで黒い血合いのような 部分といっていたのは、鱈の肝臓で、脂肝というものらしいです。 これがまたうまい！ ================================== 場所 山形県鶴岡市東原町１２－５ ＴＥＬ0235-25-8241 2/28まで寒ダラ汁おかわり自由やってます。 ================================== お酒の話しが先になってしまいましたが、様々な方との出会いがあり ました。 東京からお越しの弁護士さんは奥様が私の実家の近くであったり、 地元鶴岡の方でわれわれのまるごと山形のＨＰを見たことあると おっしゃってくださる方がいらっしゃったり、大変うれしいことでした。 また、相沢さん夫妻ともＨＰについてよくお話ができてよかったと 思っています。 先日紹介された朝日新聞の記事のことも大変喜んでくださり、これからの弾みとなりそうです。 ちなみに竹の露さんのＨＰにもリンクをしていただきました。ありがとうございます。 インターネットの媒体を使って仕事をしていますが、やはり人と人とのつながりや、出会いが最も大切だと思っています。 ある方がお風呂に入っているとき、 「日本酒の会って気取らなくていいんだよね」 とおっしゃっていました。 お酒を飲むと話しがはずみ、そして様々な出会いやつながりができる。 白露垂珠をとおしてこうやって出会えたことが私にとって本当に幸せ でした。 また次回もぜひぜひ参加したいと思います！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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