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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
「北の灘」とも言われる山形の銘酒処。鶴岡市大山。
かつては40ほどの蔵が存在したこの地は、現在4つの酒蔵 が1km圏内にあります。 そんな大山で、待ちに待った新酒酒蔵まつりがありました。 4蔵が酒蔵を開放し新酒を振舞います。 朝10:30山形市の自宅を出て12:30に大山商工会館に到着。 山形市内で11日12日とおいしいものフェアが開催されていただめ、自宅の近くは渋滞していましたが、 それ以外は順調進み到着。 ラリー券300円を購入しいざ酒蔵へ。 まずはじめは栄光冨士さんへ。 いつもは蔵人の方が酒の造りをしている場所には多くの方がいらっしゃいました。甘酒コーナーや、しぼりたての酒を自分で詰めるところ、試飲コーナーがあり、古酒屋のひとりよがり、純米吟醸本生、雪の降る町を、DEWA33の4種類が、それに奥にはしぼりたて新酒がありました。 全て生酒です。とても贅沢です。 雪の降る町をのうすにごりと、しぼりたてがおいしかったです。 これが4蔵も回ることができるなんてワクワクです。 甘酒で身体をあたため次に大山さんへ。 外は雪に変わっていました。もろもろと雪が舞っている中、多くの皆様は陽気に歩いていました。 こちらの蔵に入るのは初めてです。 中では、焼き粕や湯豆腐、それに甘酒を振舞っていました。 ここの甘酒がまたうまい! 麹から造っている甘酒だそうで、甘み酸味のバランスがほんと いいです。 中に入ると、トヨニシキと美山錦の純米吟醸無濾過原酒とはえぬき の純米酒がありました。 トヨニシキやはえぬきはご飯の米として、とくにはえぬきは山形県 の飯米ブランドとして11年連続食味ランク特Aをとっているお米。 そのはえぬきのお酒がうまかった! ここの蔵は、さすが生産量が多いだけあって、大規模な設備が多く ありました。 しぼりをする機械が2台あったり、タンクが大きかったり・・・ そしてびっくりしたのは、蔵の2階がギャラリーのようになっており、 雛人形がかざってありました。 豪華な雛人形です。 さて、少し歩いて今度は白梅さんへ。羽根田酒造さんです。 こちらも入るのは初めてです。 旧家らしいすばらしい和室があり、白梅が飾ってありました。 お酒は3種類。 白梅さんのブランド純米吟醸俵雪。 俵雪とは、庄内の地吹雪で田んぼに積もった雪が米俵のように 丸まっているものです。 私もみたことはありません。 それと純米吟醸ちろり。それも熱燗で。 そして、純米酒ベースの梅酒。 はじめての味わいの純米ベースの梅酒。香りは酢のようですが、 甘さ控えめで、旨みがある。 甘いだけの梅酒ではなくコクがある純米梅酒。 これはうまいです。新たな発見です。 最後は、渡会本店へ。 酒造資料館があるこの蔵は、最近の金賞受賞数も多いです。 お酒は多くの銘柄がありましたが、混み合っていたため庄内美人というお酒と自然酒、それに純米吟醸生和田来、大吟醸酒のいのちをいただきました。 最後に回った蔵だったので、身体が冷えていてちょっと暖をとり、 そして帰りました。 これだけ近くに4つの蔵があり、そしてお互い切磋琢磨しまた協力 しあいこういったイベントができるのはすばらしいですね。 今年で11回目ですが、近くの湯の浜温泉に宿泊し、ツアーでこられる 方もいらっしゃるそうです。 それだけ価値のあるまつりです。 来年はぜひという方はご連絡ください! ぜひ皆さんでツアーにしましょう! お土産に雪の降る町をにごり酒と白梅の純米梅酒梅湧水、それに 渡会さんの出羽の雪カップ酒をもらいました。 また、変わったものも見つけました。 酒ゼリー。 各蔵のものがあるそうです。栄光冨士のものと大山のものを購入。 さてお味は??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 12, 2006 11:51:02 PM
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