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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
商業界のゼミナール参加のため、2ヶ月前から楽しみにしていたDEWA33求評会に参加できなかった私。
DEWA33とは、山形県の酒造好適米出羽燦々を100%使い、麹菌が山形オリジナルのオリーゼ山形、そして酵母が山形酵母を使った純正山形の純米吟醸酒です。 しかも、純正で造られたとしてもDEWA33と名乗るためには厳しい審査をクリアしたものだけです。 この求評会では、各酒蔵のDEWA33を一同に集め、酒造にアドバイスをする会になっています。またあわせて酒米フォーラムというのも開かれました。 県内の蔵元の方が山形までいらしていたので飲みにいきました。 場所は味山海(あじさんかい) 山形の地酒が300種類も常備しているという凄さ。 メンバーは男山酒造の尾原くんと坪沼さん、楯野川酒造の佐藤淳平さん、農業をやられている川田さん、先日上喜元さんに連れて行ってくださった土田さん、そして私です。 お酒を飲むと造りの話、販売の仕方の話、尽きないぐらい続きます。 特に造りについては、メンバーの半分が実務者で米のこと設備のこと、制度のことなど教えていただくことが多々ありました。 私は山形のお酒を販売する立場として、山形という土地でこれだけうまい酒を多く造っていただける皆さんに感謝しています。 もちろん、銘柄や知名度で飲まれることが多い日本酒ですが、様々な酒を知れば知るほど奥が深く、美味しく、楽しい世界です。 もっともっと知ってもらえるようにはどうしたらいいか?飲んでもらうのがいちばんでしょう。 でも、飲んでもらうためには、飲み屋さんや販売店がしっかりとそのお酒の個性を知り伝えること。そして好みのお酒を知ってもらうこと。それが大事だと思います。 私も山形県内のお酒を全部飲んだことなんて到底ありません。むろん県外のお酒も有名なものを少々程度・・・ 自分の舌の記憶と幅を広げなければ、そう思います。 本日私が飲んだお酒はこちら。 東北泉 特別純米 雄町 麓井 まどか本辛 男山 出羽豊穣 上喜元 美しき辛口 その後はマスターオススメのお酒をいくつか。 東北泉 あらばしり生酒 佐々木勝雄 もう3年ほど前のものみたいです。 十四代 龍の落とし子 生 十四代 本丸 十四代 本丸 生 十四代 龍月 雅山流 香華 生 朝日川 中級者向け(銘柄は覚えてません) 朝日川 上級者向け(銘柄は覚えてません) いろいろ飲みました。十四代は飲み屋でしか飲めないので時々 飲みます。これだけの種類を飲んだのは初めて。 一環して香りがいいです。何でこのような口に広がる香りがする のでしょうか?すばらしいですね。 佐々木勝雄がうまかったですね。香りとしっかり系。 龍月と香華は香り系、出羽豊穣と上喜元はしっかり系。東北泉はスッキリ系でよかったです。 いろいろと飲んでいる中、自分がやりたいことの話をしました。 「山形に多くの人が来県してほしい」 ということ。そのためには、情報発信をしなければならないこと。 でも何かが足りない・・・ 自分は今は生産ができないという悔しさがある反面、情報は発信できます。 ただ、他の人以上に動き回り、そして文章や写真を残さなければならないと思います。 そして、自分の知識を高める必要もあります。 そんなことを思いながら、こうやって様々な立場の山形人と出会い飲んで話しができる幸せを感じました。 関東にいたときには感じられなかった幸せ。 みんな地元を愛してどうにかしたいと思っている方向は一緒なんだ と思います。 とりとめのない話になってしまいましたが、なんだか熱くなった夜でした。 出張のつかれがモロにでたのかもしれません・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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