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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
今年の冬は2月中旬まで雪が多く、本当に寒かったです。
ただ、それから雪が少なく平地ではほとんど雪がなくなりました。 3月も終わりに近づいた今日は久しぶりの雪!! 寒いです。 さて、南陽市の東の麓さんにおうかがいしました。 歓評会の結果と、今年度の米作りについておうかがいしたかったためです。 まるごと山形で蔵のことをもっとお伝えできるように、様々構想を練っています。 南陽の酒米研究会に所属している蔵人渡辺さん。 私の祖父の実家、南陽市砂塚で酒米を作っています。 酒米研究会は10年前に発足。メンバーで出羽燦々、出羽の里、美山錦を栽培しています。 4月の総会、7月の出穂(しゅっすい)時期の追肥、9月の圃場(田んぼ)見学による現地指導などなどが年間の活動内容。 「自分が作る米が酒になるのだから、気合を入れて作っているよ」 と渡辺さん。いい酒米を作るには、毎年毎年の土作りが必要。近くの酪農を営んでいる農家から堆肥をゆずりうけ、1年間発酵させ米ぬかと混ぜて田んぼにまく。 これが土の有機質となり精米したときに割れない、より良いお米になります。 もちろん、稲の藁はまた酪農農家へと行き、牛が食べてくれます。 まさに循環型農業! 米のことを理解し、そして酒造りに取り組む。 これが酒造りの原点であり、良質のお酒ができるのですね。 酒米研究会では県内だけでなく県外にも勉強会に行くそうです。 酒造りには、原料のである米、水、そして人が重要です。 東の麓さんは山形県内でも有数のおいしいお酒を造る酒蔵です。 米、水はもちろんのこと、ここの蔵人たちは最高です! そして、先日某酒屋さんの目隠しきき酒会でもNo.1をとるほどの実力蔵です。 これからもうまいお酒をよろしくお願いいたします。 東の麓さんのお酒をちょっと味わってみたいかたはコチラ。 純米カップ酒セットの中身はまるごと山形特注です。 これから1年かけて、田んぼを見ていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 1, 2006 11:14:16 PM
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