|
カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
山形のお酒をもっともっと知ってもらいたい、そんな想いではじめた日本酒。
1年で各蔵にお邪魔し、蔵の想いや造り方現場を見て、時には体験し感動し飲んで体感してまいりました。 日本酒は我々20代にとって飲む機会がないとなかなか手をつけることのないものです。 それが、我々と同じ年代の人々が酒造りに没頭し頑張っている姿を見ると一度は飲んでみたくなるものです。 山形に戻って1年半になりますが様々な方々との出会いがあり、美味しいものがあり、笑顔があり、楽しみができてきました。 その中でも蔵の個性、酒の個性など異色を放つのが新藤酒造店の新藤さんです。 ちょうど1年前の仙台吟醸酒を楽しむ会でお会いしてからの縁です。 今年も6月に開催されるようです。 さてさて、このたびお邪魔したのは「泉氷鑑(いずみひょうかん)」をどのように多くの方に飲んでもらおうかということです。 雅山流は最近は品薄状態になっていますが、この銘柄を立ち上げて10年くらいになるそうです。 約10種類のラインナップを定番商品と季節商品、それにちょっとした裏ラインナップなどなどさまざまな展開をしています。 そして泉氷鑑は立ち上げて2年目のであり、これから伸びていく銘柄でもあります。 おそらく知っている方々は少ないと思います。 通常ラインナップには季節ごとにオススメがあり、春夏にかけてはさっぱりとした青の香雪、夏場には重厚感のあるうまさ引き立つ緑の匠雪そして、秋口から熟成してまろやかになった白の吟雪と一つ一つタイプを変えているところもまた面白さの一つです。 この春に季節限定ででた搾りたての奏雪と駿雪はフレッシュなうまさと鮮烈な香りを感じる爽やかなそして原酒の濃厚な美味しさをだしています。 多くの方に気に入っていただいていて本当にうれしいです。 ただ、もっと多くの人に飲んでもらうためにはどうしていったらいいのか?どのように伝えていったらいいか?それは今の課題です。 これはじっくり焦らずよさを伝えていけば必ず伸びることを教えていただきました。 季節商品はあくまで季節商品で、やはり通常ラインナップを途切れず供給するのも酒蔵としての使命でもあると新藤さんはおしゃっていました。 新しい価値観でしっかりしたいいものを造り、リーズナブルに飲んでいただくこと、そしてリーズナブルな価格が美味しい状態で周り、多くの人に飲まれわかっていただくことができること、そんなことをおうかがいしました。 2年目の泉氷鑑を取り扱うことができるというのも幸せですし、また少しでも多くの方にこのよさを伝えていくことができるというのも面白いです。 そしてなにより、造り手の気持ちをおうかがいでき、それをストレートに感じ伝えることができる喜びもあります。 とてもご多忙な新藤さんですがいつもアドバイスをいただけてありがたいと思っています。 多くの人によさをもっと伝えていこうとあらためて思ったGWでした。 帰りに鯉のぼりを発見! 置賜の桜をバックにとてもキレイで、晴れ晴れとした気持ちになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本酒、酒蔵めぐり] カテゴリの最新記事
|
|