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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
朝はどんよりとした曇り空の天気でしたが、徐々に晴れ間が見えはじめとてもよい天気になりました。
上喜元佐藤社長が 「そろそろ田植するよ~」とおっしゃっていたので、さっそく庄内まで行ってみることにしました。 いつもであれば月山を越えて鶴岡経由で酒田に入るのですが、酒田の東、庄内町(旧平田町)に行くので同じくらいの時間で行くことができる国道13号→47号線経由で向かいました。 このルートは一般道ですが、絶景ポイントが多々あります。 まずは本合海(もとあいかい)。最上川がうねっているところです。山が日本三大急流の最上川に削られ、断崖になっています。 そして、最上川沿いを走ったところにある「道の駅戸沢モモカミの里」 韓国から来た方々がキムチをつけて、販売してます。 最上川と水の張られた田んぼはすばらしい景色です! 最上川舟下りの白糸の滝をすぎ、山々の青々と芽を吹いた木々と山桜を見ながら走ること30分、やっと平野部に出ます。 そこに出現するのが、以前も紹介した風車たち。 プロジェクトXにも紹介された立川町の風車が悠然と回っています。 もうここまでくると庄内平野です。 山形の内陸部より庄内のほうが田植が少し早い感じがします。ほとんどが水が張られ、田植が終わっているところも多々あります。 昼頃現地に到着したのですが、ちょっと昼飯を食べにさかた海鮮市場までいきました。 酒田に行くと必ずよってしまいます。 内陸では見かけないソイや口細(かれい)など様々な魚介類がありちょっとうれしくなってしまいます。 その2階で海鮮丼を食べました。 エビ、まぐろ、平目、たこ、イカ、カニなど10種類ほどの魚介類が乗っていて贅沢~♪ これなら北海道まで食べに行く必要はなさそうです。 しかも、1050円ですから海鮮丼にしては手ごろです。妻はカニいくら丼を食べてました。 ズルイ!! これがまた美味そう・・・カニの甲羅にカニとミソがぎっしり! これは次回食べることにします。 さてさて、14時ごろやっと田んぼに到着。今年初めての機械の調子が悪く、やっと1面終わったところだそうでした。 それにしてもなんていう絶景なんでしょう! 空の青が田んぼに移り、一面がそのような状態です。 たまりません。この時期しか見ることが出来ないすばらしい風景です。 植えている苗は美山錦。普通の苗よりも丈が長くなるまで育てて植えています。 約20cmでしょうか?長めですね。これから丹精込めて米を育てていきます。 佐藤社長がトラクターに乗ってます。 苗床も見せていただきました。美山錦、出羽燦々、亀の尾があるそうです。 この日から1週間で田んぼに田植をしていくとのこと。 このお米たちが佐藤社長の手によって育てられ、そしてお酒になっていく。 ステキな流れですね。造る人が1人であれば、今年の米の出来も、状態もよくわかっていることと思います。 ぼけーっと眺めていたくなる景色でした。 そんな美山錦で造った上喜元のお酒がこちらです。 私が飲んだ印象は、すっきりした味わいの中にもまろやかさとコクがあり、草原を思わせる香りがほのかに漂う感じです。 辛口なので、洋食とよくあうと思いますよ。 山形は田植真っ盛りです。 帰りの山形自動車道から見る水田の海に見とれてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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