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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
私と銀嶺月山醸造場の設楽酒造店設楽亮輔くんで企画しているほすい会。
2006年度がスタートし、今日は一番初めのイベント「田植会」開催となりました。 お客様がいらしていただけるか不安でしたが、山形新聞や河北新報、それに昨年の仕込体験参加の方々、日本酒学校の方々、友人家族などに声をかけ25名もの方々にお集まりいただきました 昨年は田植からやりたかったのですが、募集までこぎつけることができずに仕込体験からになりました。 今年はやっと念願かなって田植からスタートできて本当に感激です! 「穂酔」のコンセプトは、米から作り稲穂を大切に育てて、そのお米を使って酒を醸し、皆さんで楽しく酔いしれること。 多くの酒造さんでも同じような企画を開催していますが、出来るだけ若い人たちにもっともっと日本酒のことを知ってもらいたいことと、酒造さん単体では出来ない企画を組んでいきたいと考えています。 作業はまず枠を転がすところから。 田んぼに目印をつけていきます。田んぼに水分が多かったため印をつけても見えなくなってしまいます。 でもそこらへんは適当に植えていきます。 なんせ手植えですから。1反(約100平方メートル)すべて手植えです。 泥の感触ははじめは不思議な感じがしますが、長靴を履いての作業より裸足のほうが動きやすく、ほとんどの方は裸足で田植を開始。 田植をはじめるとみな真剣そのもの。腰にはなわひもにくくられた肥料袋をさげその中に苗を入れて前進して植えていきます。 前日日本酒学校の田植があり、今日も田植でしたが景色も田んぼも違うのでとても楽しみながらすることができました。 昨日より自然いっぱいの山形県西村山郡西川町。田んぼには蛙やどじょう、ヒルなどもたくさんいましたがみんなお構いなし。 曲がっても何しても手植えの味があってとてもいいです。 途中蔵見学の方々が田植の様子を見にいらしたり、ネットでお知り合いの川崎の方がわざわざ西川まで足を運んでくださったりうれしいことがたくさんありました。 FM山形の日下さんも一緒になって田植をしましたよ。 放送はまだ未定ですが、6月のの木曜日18時30分ごろ放送されるそうなので要チェックです! 田植だったので、蛙の声くらいしかないかもしれませんが・・・ 作業ペースが速く、どんどん進むので12時で一旦切り上げて昼食。 弁当とここ西川でとれたての山菜をいただきました。 ふき、わらび、あいこ、こごみをはじめ、取れたての筍汁。これがまたすごく美味しい!!! 西川町は山菜の宝庫すぐそこの山で山菜はいくらでもとることができます。それにしても山菜って本当に美味しいです。 また、お手製の笹巻きや、なた巻きなどもいただき皆さんご満悦。 少しばかりでしたが今年できた穂酔を召し上がっていただきました。 気候が穏やかで午後も楽しくゆったり作業を進めました。 昼飯で満腹になって元気になった皆さんは、ゴール目前で一生懸命田植をされていました。 田植ってどうしても黙々とやってしまいます。やってみるとこの感覚わかりますよ! 予定より1時間も早く植え終わりました。皆さんとても楽しんでいただけて、また満足していただいたようで本当に良かったとおもいました。 資料館で亮輔さんの説明を受けながら見学した際、杉玉に興味津々。 ぜひ作りたいなんて話もでました。私も作ってみたいです。 今日は本当に天気に恵まれ、そして参加された皆さまのおかげで怪我もなく楽しく田植することができました。 今回参加できなかった方もぜひ月山の麓にお越しの際は田植したところを見にいらしてください。そしてこれから1年をかけて酒造りに取り組んでいきますので、楽しく酒造りしていきましょう! この企画に興味をもたれた方!まだ申し込んでいない方はこちらまで。 酒造りに一から携わった酒に仕上がります。さらにラベルも自分で作っていただく予定です。 ではではまた次回をお楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 23, 2006 12:01:37 AM
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