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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
昨晩は飲みすぎましたが、幸い水やお茶を多く飲んでいたおかげで二日酔いにならずに次の日の鑑評会にのぞむことができました。
路面電車にのり広島駅に相沢さんと集合。 函館や長崎でも路面電車はありますが、乗るだけでウキウキしてしまいました。勝手に修学旅行気分です。 新幹線で広島駅から東広島まで移動。 会場の東広島運動公園体育館までいきました。 1時間前なのに長蛇の列です。 10時開場でしたが、少しはやめにあきました。それでも中に入って進まない・・・1時間程度は待っていました。 出品酒がずらっと並んでいます。国税局順に並んでいるため、金賞受賞数の多い福島、山形、秋田のところは仙台局管轄になります。 そちらが最も列が長く本当に進みが悪かったです。 やっとたどり着いてきき酒を開始。 金賞受賞酒を一度は確かめてみたかったです。 一つ一つ確認し、きき酒をする。容易なことではないです。香りや味のバランスが崩れ、おかしな味になっているもの、香りからちょっとおかしいものなどなど様々あるので、気をつけなければなりません。 山形の歓評会で確かめたのと同じように、きき猪口からスポイトでお酒を少し自分のカップにとってきき酒する方法です。 時々???と思うものが、入賞だったり金賞だったりするものがありましたが、全体的には香り高く酸味がしっかりあって味がどっしりのものが金賞や入賞になっていた感じを受けました。 口に含んだときにすでに甘く感じるもの(だれているというのでしょうか)や、香りや味に少しでもおかしいものは外れている模様。 それでもよく言われるシンナーっぽい香りのものは、入賞、金賞ラインに入ったりは入らなかったり。 その中で山形のお酒は、どれも質がよかった印象を受けました。(私の個人的な見解です) また秋田のお酒も印象はよかったです。 渋みと酸味があるおかげでお酒に巾や深みがでて、様々な味をバランスよく感じる。 香りが少なめのものはダメだったものもあったようですが、渋みが強いものではじかれていたのは少なかった気がします。 金賞をとった蔵は、運だといいますがそれでも毎年のようにしっかりととってくるところはすばらしいと思います。 山形では、金賞は18蔵。 寿虎屋、羽陽男山、出羽桜(2蔵)、東光、羽陽錦爛、米鶴、辯天、奥羽自慢、白露垂珠、大山、上喜元、松嶺の富士、楯の川、東北泉、栄冠菊勇、あら玉月山丸、一声 入賞は12蔵 九郎左衛門、やまと桜、栄光冨士、くどき上手、初孫、杉勇、花羽陽、紅花屋重兵衛、銀嶺月山、朝日川、十四代、若乃井でした。 鑑評会では、一部出品と二部出品があり 一部は山田錦以外の酒米単独または、50%に満たないもの 二部は山田錦が単独または50%以上のもの。 という基準があります。 山形では、7蔵が一部で挑戦し、白露垂珠が2年連続出羽燦々で金賞はすばらしい結果だと思います。 また九郎左衛門も昨年に引き続き2年連続一部で入賞ですから今後期待大です。 朝からぶっ続けで1000点近くの出品酒をきき酒しようと思いましたが、舌が麻痺してきてもうやめようかと思いました。 しかし、ここまできたのだからと半数の450点は頑張ってやりました。 それでも半分。道は険しいです・・・ 終了時間の15:30ぎりぎりまできき酒をやりふらふらに。でも、このような経験はなかなかできないと思い、自分のできる限りをやってみました。 先日テレビで拝見しました、ジョンゴントナーさんをお見かけし、写真を一緒にとっていただきました。 ということで、10時から15時30分までぶっつづけでやってみましたが、やはり全国全てを今回で見るのは難しいものです。 ただ、県や地域ごとの特長などはちょっとづつでもつかめたのかな??って感じました。 山形から広島まで来た甲斐はあったと思いました。様々な人に出会い、様々な酒に出会うことができたのでそれが何よりの宝だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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