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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3076)
カテゴリ:山形の果物
佐藤錦発送が最後に差し掛かり、これから山形県で開発された新しい品種紅秀峰(べにしゅうほう)を見に行きました。
紅秀峰の特長は・・・ 佐藤錦と比べて実が固い、甘味は佐藤錦より上 美味しい時期は7月にはいってから(早いとえぐみがある) 解禁日がある 実が大きい などなど、どれをとってもすばらしいです。 でも全くといっていいほど知名度はないですし、生産量も少ないんです。 さて、見に行った園地は山形市の北にある天童と東根。 どちらも選果機をもってました。選果機とは、さくらんぼの実を選別するためのもの。 形状選果と重量選果があります。 形状選果は、大きさによって選別していくのですが、どちらも一長一短があります。 こちらが形状選果機 左側から流れてきたさくらんぼが、真ん中の回転する棒の部分で大きさごとに選別されるという仕組み。 そしてもう一つの重量選果機 右上からさくらんぼの粒をいれ、皿に乗ったさくらんぼがまわります。真ん中にある重りと同じ重さのところで実が落ちる仕組みです。 面白いものを発見しました。手詰めの途中のパックです。 外側からは軸が見えないように、キレイに中に入れていきます。 同じ色あいのさくらんぼを入れていくのもまた技術です。 そしてキレイに詰めることができるのですね。恐れ入ります。 1時間で3箱程度しか作ることができない手詰め1kg(500g×2)の技術。 すばらしいものです。 そして、紅秀峰は??? ありました!!!鈴なりです。 圧倒されるほどの鈴なりです。3月にはしっかり摘蕾をしても、着花率(実になる確率)がいいので佐藤錦と違いこのようになります。 何十年見てきてもこのようになることはあまりないともききました。 色は、7割程度。あと4~5日で真っ赤になりそうです。 佐藤錦を大きくならせるためには、これだけ減らさなければならないのですが、紅秀峰はこんなについていてもこれでも大きくなります。 真っ赤な紅秀峰を少しいただきました。 佐藤錦と比較しても、黒色に近い赤さ。そして実の硬さと甘さ 感動しました! 紅秀峰今週末までの限定販売。 食べてみたい方はこちらからお早めに。佐藤錦とは違った食感と味を楽しむことができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 2, 2006 01:02:44 AM
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