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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
この日は南東北が大雨になるという予報。
それでもこの日に行かないと!とおもい、月山を越えて鶴岡へ。 冬場は週に一度は行っていた庄内ですが、最近は月に2度程行ってます。月山は万年雪をいただいた出羽三山の一つ。 その脇を走る月山道は冬場は過酷を極めます。 以前吹雪で全く前が見えなくなるほど・・・恐ろしい・・・ でもこの日は雨で前が見えなくなるくらい降り続いていました。 1時間30分で鶴岡につき、だだちゃ豆の畑を見せていただきました。 鶴岡地区でできる茶毛の枝豆をだだちゃ豆といいます。 甘露、早生白山、白山、晩かん、尾浦などの品種がありますが、どれも普通の枝豆より甘みと風味がとてもいい枝豆です。 ちょうど今の時期の晩かん、尾浦は小さな花芽がでていました。 水はけの良い砂土壌で、朝晩涼しく日中は暑い気候ですので根腐れがせず豆には適作地だそうです。 畑をよく見てみると土が盛られていて、水はけがよくなっていました。 この雨でしたが、溝に水がたまっていた程度でしたので大丈夫でしょう。 今年はちょっと遅れているようですが、8/7以降から早生品種のお届けができそうです。 お楽しみに! 近くの産直でちょっと早いですがだだちゃ豆を購入しました。 、 甘みはもう少しですが、やはり美味しいですね!さすがです。 さて昼は、酒田で魚系だしのらーめん三日月軒にいきました。 麺が特長的で、佐野らーめんまでは細くはないですが、もっちりとした食感とつるつるしたのど越しがとてもよかったです。 また、スープも素朴な味でまたまたいい感じです。 雨が強くなってきましたが、上喜元さんへ。 先日またサーマルタンク(冷却保存可能なタンク)を購入したそうで、数が本当に多いです。 ほとんどが瓶火入れで貯蔵をしていて、秋田との県境に大きな精米所と倉庫を持っているというすばらしさ。倉庫の在庫は徐々に減ってきているそうです。 驚いたのは、品温を保つために蔵の中にも冷房設備があり空調が15℃に設定されていて、冷気が逃げないような工夫がされていること。 全体が冷蔵庫の状態になっていて、徹底した酒の管理をしています。 「何で出来上がった酒に冷蔵庫が必要なの?」という蔵もあるそうですが、やはり常温で保管しておくと日本酒の劣化が早いです。 その点、上喜元さんは蔵でこれだけの管理をしているはすばらしいことだと痛感しました。 だからまるごと山形としても同等の管理、扱い方をするのは当然の責務であり、すばらしい状態でお客様に飲んでいただくためには必要不可欠だと思っています。 今ヒミツプロジェクト進行中で、この秋にご紹介できるかと思います。 お楽しみに! 酒田から山形に戻るときはいつも新庄方面経由で帰ります。 酒田市内は雨水があふれひどい状態に・・・そして最上川も濁流が集まり今にもあふれそう!! そんな中、国道47号線をワイパー最速で帰りました。 対向車のトラックがはねる水をまるごとかぶり、視界不良。まるで台風の中を走っているような殴りつけるような雨でした。 いや~怖かった怖かった。久しぶりに怖い思いをしました。 その後国道47号線は通行止めになったそうです。 それでも庄内の今の味覚を奮発して購入してきてしまいました。 だだちゃ豆のほかに岩がきとメロン。今が旬の食材たちです。 山形は山のものと海のものがあるとても恵まれた土地です。美味しいものたくさんあります。 大雨の運転のつかれが吹っ飛ぶほど美味しかったです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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