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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
酒米ととあるものを見に酒田までいきました。
いつもお世話になっています上喜元さんです。直栽培米の美山錦と亀の尾はすくすくと成長していました。 田植の時におうかがいしたときはこんな感じ。 それがこんなに穂が出て黄金色になりつつあります。 酒米は穂長が長く、稲の葉より上に出てきてしまうため、スズメに食べられやすいそうです。 手をたたくとスズメがバサバサと飛んできました。 ちょうどこの日は雨が降っていたせいか、穂が重く垂れ下がっています。 1粒から100粒以上の米ができます。 これからは日照時間によります。長雨の影響で梅雨明けが遅れましたが8月にはいってからは順調に生育し、ここまできました。 酒米は穂長だけではなく茎の長さも長いです。 そのため風の影響で倒伏する可能性も高いです。台風が来ないことを祈るのみです。 こちらは亀の尾。 イナゴがくっついていました。イナゴは葉っぱを食べます。田んぼに近寄るとパシッパシッと音がして飛び跳ねています。 小さいころはイナゴの佃煮をよく食べましたが、今はちょっと食べられるかはわかりません。 でも夏~秋にかけて貴重なタンパク源だったわけですよね。これだけいれば食べるのは納得です。 そしてこれは、直栽培のあるものです。 あと2年は収獲できませんが、収獲できるようになれば全て直栽培での造りができる代物です。 今年の仕込のものを少し味見させていただきました。 なるほどこれはすばらしく旨いです。芳しい香りに、濃厚な味わいたまりません。 こちらはもう少ししたらお目見えです。 恵まれた土地がある山形。酒を造るためのお米を栽培できて、そしてそれを仕込みに使うことができる。これに越したことはないですよね。 竹の露さんやあら玉さん、新藤さん、東の麓さん、男山さんそれぞれ蔵人の田んぼで育てたお米でお酒を造っています。 また今年も徐々に仕込み準備へと入っていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 3, 2006 12:12:53 AM
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