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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
稲刈り後秋田に向かう。山形の西川町から月山を越え、200km遠く日本海側の秋田市へ。
前々からお話しをいただいておりました、女性のための日本酒を嗜む会に参加するためです。 一度山形県歓評会までお越しくださったきき酒師をお持ちのmikiさんです。 日本酒をこよなく愛し、そしてそのよさを広めようとこの会を開催したそうです。 会を開催するまで、そしてお客様を集めるまでとても大変だったことと思います。 それなのに私が遅れてすみません・・・ 山形のお酒が好きだとおしゃってくださることはとてもうれしいですし、そしてこの日にいらした方がどういう風に感じているか本当に気になりました。 お酒は 羽陽男山 特別純米 まるごと山形(出羽燦々) 羽陽男山 特別純米 出羽豊穣(出羽燦々) 酒田酒造 上喜元 特別純米 出羽の里 新藤酒造店 泉氷鑑 匠雪 純米吟醸(出羽燦々) 新藤酒造店 泉氷鑑 吟雪 純米吟醸(美山錦) 竹の露 純米吟醸 はくろすいしゅ(出羽燦々) 竹の露 純米大吟醸 白露垂珠(改良信交、亀の尾) 月山酒造 純米酒 穂酔生にごり(出羽の里) 全て山形県産米です。そしてタイプが違うものを集めてみました。 一路海岸沿いの7号線を永遠酒田から100kmくらい走行。開始時間から一時間以上も遅れて到着です。 女性の会だけあって、とても和やかな雰囲気。 場所ははざどというお店です。 新しいビルに入ってますが、日本酒の品揃えはなかなかなものです。 秋田の出羽の冨士さんのお酒や山形鶴岡の栄光冨士さん、上喜元さんのお酒がありました。 神亀の発泡にごりもありました。なかなか多岐にわたっています。 ちょうど山形のお酒はお客様一巡したようで、皆さんそれぞれ感想をお持ちだったようです。 私も1つ1つ見ることに。 穂酔はこの日に稲刈りをしてきたので感慨ひとしおです。今年の仕込みではもっともっといいものを造りたいですね。 いい感じに熟成感とフレッシュ感、そして出羽の里のすっきり感がでていました。 他のものは完成度が高く、特にはくろすいしゅはすばらしかったです。 さすが山形讃香にもなるスペックのものです。 個人的に気に入ったのは出羽豊穣。この酸味とやみつきにさせる香りがたまりません。 ちょうど芋煮会の話で盛り上がりました。 山形では、芋煮会は定番の行事ですが、秋田ではなべっこというのが秋の定番行事だそうです。 鍋は何を作ってもいいそうですが、河原や公園で開催するのは山形と一緒。 やはり原点は稲刈り後の昼ごはんや収穫祭なのですね。 いちばん人気があったのは、月山酒造 純米酒 穂酔生にごり(出羽の里)ちょっとびっくりしました。 そして竹の露 純米吟醸 はくろすいしゅ(出羽燦々)。 それにしても女性の方は皆さん美人なんです。秋田はすばらしいですね。 会は9時くらいに終了し、反省会をかねて別の会場へ。 ちょっとマニアックなお店というだけあってなかなかマニアックなところ。 しののめというお店です。 竿灯の大吟醸出品酒、千歳盛うすにごりの酒、白瀑特別純米?などいただきました。 白瀑→したらきって読むこと知りませんでした。はくばくとばかり思っていた・・・恥ずかしい。 少し生の熟成感が気になってしまいました。ただ、このまったりしているのが秋田の酒なのかな とも思いました。 出羽豊穣をマスターに飲んでもらうと、「いいんだけど・・・アルコール臭がするね。」 なるほどそう感じるんですね。また一つ勉強になりました。 この日の会のこと、秋田のお酒のこと山形のお酒のことなど様々なお話しをしてこの日は解散。 酔った人をつれていかなければならない大変な事態がありましたが、どうにか無事送り届けることができたようです。 秋田の日本酒の味と山形の味。 明らかな違いを感じ、昨年の東北清酒鑑評会を思い出してしまいました。 その土地の食べ物、つまみ、気候、そういった条件によって全く異なる色を出す日本酒。 またひとつ面白さを感じたこの日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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