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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
六郷から車で約1時間。横手市をとおり、一路湯沢へ。
福小町という銘柄を造っている木村酒造さんに到着。 創業元和元年。390年も続いている老舗の酒蔵です。 蔵元の説明では、豊臣家の家臣であった木村氏関が原の合戦で逃れてきて造った蔵だとか。 山形県との県境に程近い院内銀山にお酒を納めていたようです。 もともとは男山と名乗っていたのですが、多くの蔵元が男山を名乗っていたので明治天皇よりやわらかいお酒だというところから福娘に変更したそうです。 そして、昭和の時代に入り同じ名前があったところから福小町に変更しました。 今では、3つの銘柄があり、福小町のほかに男らしい力強いお酒として秋田杜氏、秋田名水百選にも選ばれている、湯沢の力水を使った一水があるそうです。 入り口は建て替えをしていたのでとてもきれいな造り。 中に入ると、昔の釜場があり、クラシック音楽がかかっている、とてもモダンでステキな雰囲気です。 昔からの酒造りの道具が展示されており、まさに歴史を感じます。 驚いたのは、木で出来た水通しがあったり木のフネだけではなく、石のフネがあること。 見たこともありません。展示物としてではなく、ぜひ造りでつかってほしいものです。 この日は10月1日日本酒の日ということで特別仕込み蔵と貯蔵庫、瓶詰めラインまでご案内いただきました。 ただ、釜場や室などは見せてもらえなかったのが残念です。 試飲では5~6種類のお酒をいただきました。私は運転手だったので、香りだけ。 美山錦のお酒は熟成がすすみすぎています。ただ、大吟醸や吟の精の純米吟醸などは香りは良かったです。 秋田の酒米吟の精のお酒を購入してきました。 こちらの蔵は石の蔵もお持ちで、伝統を感じるところが随所にありました。 見学するところとしては、キレイでとてもいい雰囲気を感じました。山形の蔵にはない見学場といった感じでしょうか。 やはり、大手の資本が入っているだけあってそこのところはしっかりしてます。 びっくりしたのは、PLAY BOYや千と千尋の神隠しなどのPB商品を多くつくっていること。 ちょっと関心してしまいました。 対照的な二つの蔵を見学して、秋田の蔵の良さ、山形の蔵とは明らかに違うところ、見習うべきところなどなど様々感じることがありました。 とても長い距離を走ったこの1日の蔵見学でしたが、本当に得るものが大きかったと思います。 家でじっくり買ってきたお酒を飲むことにします。 つれていってくださったmikiさん七夕戦士さん大変お世話になりました。 またはざどさんにはまたゆっくり行きたいです。 この後は一路山形へ戻ったのですが、ちょっとしたイベントが山形でありました(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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