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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
東の麓さん訪問後今度は新藤酒造店さんへ。
今年の造りは11月中旬よりはじまりました。新藤専務にお聞きしたところでは、今年は造りが長期化しそうとのこと。 1年のうち半分が酒造りになりそうだとおっしゃっていました。 まるごと山形で販売している、泉氷鑑シリーズは定番の匠雪、吟雪、香雪のほかに新たなラインナップを考えているとのこと。 4月から人気爆発した搾りたて2種類駿雪と奏雪は香りがよく酸味があることでキレがよい原酒に仕上がっていました。私のお気に入りは出羽の里と出羽燦々を使った奏雪でした。 さて今年はどのようなラインナップになるのでしょうか。とても楽しみです。 それにしてもやはりいつも面白い名前をつけます。 お酒っぽくない名前、純米吟醸や、大吟醸などを強調するものではなく、名前と色で覚えてもらうということ。 飲んでしまうと結局何だったかってことがわからなくなるので、あの色のなんてわかればまた飲むこともありますよね。 今の仕込みの様子を見せていただきました。 数本仕込みが完了したもろみができています。 米の種類、種麹の種類、酵母の種類が全て書いてあります。 「現段階では醗酵温度が高いので、酵母が活発です」と蔵人さんがおっしゃっていました。 平年だと蔵内は5℃くらいですが、今年は少し高いようです。 同様のスペックでも香りが違うものがありました。 酸味の強いタイプとまろやかなタイプ。酵母と種麹の違いによって香り一つをとっても全く違うものになります。 もと場では4本のもとがありました。とってもいい香りです。 釜場では明日蒸す予定の浸漬後の米を甑に移していました。 小仕込みでの仕込みが多いので、米を蒸す量もそんなに多くないとおっしゃっていました。 様々なタイプのお酒を造る新藤さん。小回りのきく体制と対応で面白いお酒をだしてきます。毎回飲むときはこれはどんなタイプなんだろう?ワクワクさせられます。 今年の仕込み本当に楽しみです。1月にまたお邪魔しますのでよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 8, 2006 02:13:51 AM
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