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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
まるごと山形と月山酒造さんで企画しているほすい(穂酔)会。
その一環としてかねてから気になっていたてつくってみたかった酒蔵の看板でもある杉玉(酒林)づくりを開催しました。 集まったのは7名。杉玉は酒蔵が新酒が出来たときに飾るものです。 新酒ができるころ新しいものにかわり、フレッシュな新酒が味わえます。 そして、夏すぎになると茶色に変化し、お酒の熟成度合いがわかるというもの。 山形の酒蔵に行くとほとんどが新しい杉玉になっています。 全国ではなかなか作ることができない蔵も多いようで、フルネットというところで販売している模様です。 結構な値段!! 特大80cmで30万!!! 我々が作ったのは、小玉30cmくらいのもの。 それでも売っているのだと3万弱。それを会費1500円でやってしまいました。 講師の先生申し訳ありません・・・ さて、月山酒造醸造場設楽酒造店の元杜氏松田さんが教えてくださいました。 つくり方は、様々な杉玉をみて編み出したとのこと。企業秘密だそうです。 亮輔くんのたってのたのみで特別に教えていただいたのです。 大きな蔵に飾ってある80cmくらいの杉玉には軽トラック1台分ぐらいの杉が必要だそうです。 杉は設楽酒造店裏の杉を採取。雪がかぶると茶色になってしまうため、雪が降らないうちに採取していただきました。 幸いまだ雪がなく、この日はまだあたたかくてよかったです。 杉をカットしてさしていきます。 きめ細かくするには複数の杉を束ねなければなりません。 かなりの時間を要します。 さすまでにどのくらいかかったでしょうか?13時からはじめて約3時間半。ようやく挿し終わりました。 全員分の杉玉を吊るしてこれからがカットです。 気分は床屋さん。思い思いにカットしていきますが、杉の長さは半分くらいになるまでカットするととても密度の細かい杉玉になります。 このカットがとても大変だった・・・ そして完成。実はまだ完成ではありませんが、暗くなってしまったため終了とあいなりました。 コレだけ時間がかかる杉玉。 80cm大のはなんと3日はかかるそうです。 それだけ大変な作業だったのですね。でも酒蔵にかかっているのをみると、本当に芸術品です。 感動的!! そして自分用にできたのがまた感動的です。 さて家のどこに飾ろうかな?と考え中です。 この日はステキな体験をし、クリスマスリースならぬ杉玉をつくることができました。 松田先生、亮輔さんありがとうございます。ぜひ来年もよろしくお願いいたします。 来年はぜひ参加したい方はお早めに・・・ 穂酔新酒はもうすぐです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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