カメの歩みのように一歩ずつ in山形きろく

毎年恒例の白露垂珠を楽しむ会。寒鱈が美味しいこの時期に蔵見学を含めて開催されます。

私たちは昨年参加し、とても楽しかったので今年も参加です。

遠くは京都からもお客様がいらっしゃるこのイベント。

竹の露、白露垂珠ファンは全国にたくさんいます。

今年は例年になく雪が全くないですが、夜の会には私たちを含め43名の皆さんが集まりました。

相沢さんのご挨拶があり、会はスタート。



「お酒を楽しむ会ではなく、あくまで酒蔵や酒造りを知る会」だとおっしゃっていました。

蔵見学には参加できずに申し訳ございません・・・

昨年来芋煮で大変お世話になっているＳ弁護士と再会です。かなりうれしかったです！

芋煮会を毎週のように開催し里芋が好評だったこと、お友達に白露垂珠をすすめて旨い！といわれたこと、年末年始の旅の話などなど盛りだくさん。

「ブログで見ているからあまり久しぶりって感じがしないんだよね」

とわれわれいつもいわれます。そうなんですね。ブログって私たちの生活そのままですので、見ていただくとほとんどどこにいったかわかってしまいます（笑）

それも楽しいじゃないですか。だって山形楽しいし、山形のお酒美味しいし♪


Ｓ弁護士は純米吟醸はくろすいしゅ出羽の里が大のお気に入り。

これはなかなか美味しいですね～

この日のラインナップはこちら。

純米吟醸初しぼり白露垂珠
純米吟醸雪ほのか
純米大吟醸白露垂珠鶴岡山田錦40%
純米大吟醸白露垂珠出羽燦々40%（出品酒）
純米大吟醸白露垂珠改良信交40%
純米大吟醸白露垂珠亀の尾50%
純米吟醸はくろすいしゅ氷温5年熟成京の華
純米吟醸はくろすいしゅ出羽の里（生1年熟成）
純米吟醸はくろすいしゅ美山錦（生1年熟成）

ものすごい数です。

食事もまた豪華です。



寒鱈のみそ醤油焼き、氷見産寒鰤と鼠ヶ関産赤海老刺身、山菜のてんぷら（こごみ、たらのめばんけ、行者にんにく）サーモンの香草漬、どんごいの油いため、わらびの醤油漬、飛島産岩のりのおにぎり

海の幸と山の幸が楽しめるここ鶴岡は食の豊かなところです。

寒鱈のみそ醤油焼きは脂が乗っていて美味しかったです。

そしてなんといってもおかわり自由の寒鱈どんがら汁！

先週の日本海寒鱈まつりでは、少々物足りないどんがら汁でしたが、幸亭さんのは本当にうまい！

脂わたが濃厚クリーミー♪そして、汁も濃厚で美味しいんです。



乾杯は雪ほのかをいただきました。

これは今年かなり楽しみにしていたお酒で、昨年の吟醸から今年は純米吟醸に変わったお酒です。

年末に搾りたてでいただきましたが、1ヶ月たった今のほうが味が乗ってきて美味しいんです。

そして初しぼり白露垂珠。

コチラも味のりしてますね。ほんのり香るフルーツのような香りと含んでさっと消えるはかなさ、コレがまた飲みたくなるんですね～

お酒は次々と飲んでいきました。

私のこの日ナンバーワンは、前回相沢さんのご自宅でいただいた京の華


香りはそんなに感じませんが、豊かな味わい、深み、後からくる酸味とうま味、最後はスッとなくなってしまう余韻・・・

熟成感を感じない、味だけがうま味を増している2003年製の絶品のお酒です。

そしてこのたびまたクリーンヒットが純米大吟醸改良信交



フルーツを盛り合わせたようなほのかな香りがあり、するっと入ったと思ったら後味に渋みを軽く感じる。

食べ物とともにいただくならベストチョイスのお酒だと思います。


皆様に人気だったのはこのお酒。

鶴岡産山田錦を使った限定100本のお酒。

まるごと山形でもすでに何本かご注文をいただいたお酒で、私も1本お知り合いの方と一升瓶を開けてしまったお酒です。



香り華やか出品酒のようなお酒です。しかも切味がいい。このようなお酒に出会う機会ってあまりないですよね。

本当に幸せな気分です・・・

羽黒酒米研究会ではこれからここ鶴岡で山田錦を育てていこうという動きがあるそうです。とても楽しみです。

こんなにいいお酒を飲みながら、昨年お会いした鶴岡のＷさんや京都からお越しで広島でもお世話になったＮさん、そして今回初めてお話ししました関東からお越しのＳさんとＭさんなどなどステキな出会いもありました。

ＳさんとＭさんは昨年とある酒の会で某有名銘柄を飲むためにわざわざ東京から山形までお越しくださったそうですが、そこで白露垂珠に出会ってしまったとのこと。

そして、今回初めてこの会に参加されたそうです。

私も1年半前にブラインドでこれは旨いと感じたお酒が竹の露さんのお酒だったので、何か通じるものがあって本当にうれしかったです。


酒がひきつける力、そして造っている方々の人柄、思い、情熱そういったものを感じさせるお酒が白露垂珠にはあります。


しかも竹の露さんは蔵人全員が地元のため、昼間もまかないがないという驚きの蔵。

全てが地元の人、米も全て地元、水も柔らかい超軟水。こんな贅沢はないです。


また、妻のブログ仲間のなおみさんともお会いできて本当にうれしかったです。

Ｓ弁護士がいってました。

「こうやって人が集まるのはお酒の美味しさはもちろんのこと、なんといっても相沢さん夫妻の人柄だよね」

私もそのとおりだと思いました。

庄内の酒と肴を堪能し本当に楽しい夜でした♪

恒例の自己紹介には参加できませんでしたが、本当に楽しく美味しい思う存分庄内を楽しんだ会でした。

そして、また再会、新たな出会いがあったこと相沢さんはじめ蔵の方々、幸亭さんのおもてなし本当にありがとうございました。

幸亭さんの鱈の子のづけめちゃくちゃ美味しかったです。もって帰りたいぐらい・・・