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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
1年を通して取り組んだほすい会(穂酔会)
その集大成がこの日。妻の誕生日でもある3月3日です。 15:00に集合し羽陽男山さんの蔵見学へ。ぜひ仙台からの方々もきていただきたいと思い、お披露目会だけではなく蔵見学もお願いして今回実現しました。 ただ、この日は仙台の方はご都合が悪かったようで、ほとんど参加なし。ザンネンです。 でも山形からは15名ほど、仙台、秋田からもわざわざお越しいただきました。 ちょうどこの日が甑倒し(今年度蒸し米の終了日)だったそうです。 尾原専務が説明と案内をしてくださいました。 お酒の造る工程の説明は何度聞いても面白い。昔作ったボードのようで、大型の機械の絵などが描いてあるところを 「今はこういうものを使っています」 と小仕込みのところを重点的にご説明いただきました。 いちばん面白かったのが浸漬のやり方。昔から布両端を持ち、その上に入れた米を水に浸すやり方。 今は金属のザルと併用していますが、昔からのやり方のも実績と経験があるため続けているそうです。 精米所から釜場、そしてもと場、仕込み蔵とつれていっていただき仕込み中のもろみをそれぞれ比較。 一つ一つ鮮明に違います。皆さん興味深々でした。 そして、搾りたてを試飲。仕込み水もいただきました。 仕込み中の蔵っていつでも面白いですね。そしてそれぞれの蔵がそれぞれの工夫をしているところが見えてまた面白いです。 男山さん、ありがとうございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 夜の部の会場へ移動。今回も夏同様蔵オビハチにて開催です。 お酒は今年度の穂酔生酒、火入れ、にごりの3種類を中心に様々なお酒を準備しました。 昨年度出羽の里で造った穂酔生にごり 羽陽男山本醸造雷神 出羽燦々 竹の露純米吟醸雪ほのか 出羽燦々、美山錦 九郎左衛門美禄延寿純米大吟醸原酒 山田錦 一声生酒 奥羽自慢純米豆宝 出羽の里 差し入れでいただきました。 まんさくの花 寒にごり 撰勝山 純米吟醸 山田錦南東北地酒祭限定120本 山吹極 純米大吟醸原酒 出羽燦々40% 田植~仕込みまで取り組んだ穂酔。そんな思いを思い出しながら飲んでほしいと思い、そのときの写真などを準備。 皆さん楽しく飲んでいただきました。 こうやって少しづつお酒のできかたから造りまで知って、愛してくださる仲間が広がってくれることが本当にうれしいことです。 飲むだけではない、お酒造りへの取り組み。蔵人と触れあい、一緒に造ったお酒を楽しむっていうのは本当にうれしいことです。 ちょうど参加者の方と妻の誕生日でもあり誕生会をし、パティシエからの差し入れのケーキもありました。 ありがとうございます。 それぞれ作っていただいた、ラベルの人気投票も行いました。 面白いですね。やっぱり思いが入っているラベル、力作が選ばれるものです。 そんなこんなで会は終盤、来年は出羽の里での田植からのスタートになります。 可能性があるお米ですので、これからが楽しみですし長期においておいてもなかなかよくなりそうです。 現に1年間生で貯蔵しても香りに少々熟成感がついたもののなかなかいい状態です。 多くの方がこの会を通してお酒の様々なこと、そして設楽くんの取り組みを応援してもらえればと思っています。 米作り酒造りのほかにも、味噌作りや漬物作りなどなどの案も出ましたので、いろいろと企画していきたいと思います。 また5月の田植であいましょうね!ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 8, 2007 01:45:03 AM
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