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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
毎年日本酒の特集がされるdancyu(だんちゅう)4月号。
今年の特集では、日本酒の春ということで様々なお酒が紹介されていました。 昨年度はカップ酒ブームで、上喜元や初孫、東北泉などの純米吟醸系カップ酒が出ていました。 今年は純米酒にスポットがあたっています。 しかも、食とあう相乗効果があるもの、地元志向のもの、飲み続けたいと思うものなどなど。 流行に流されることなく、強い信念を持っている小さな地方の蔵が大きく羽ばたいているとのこと。 御湖鶴(みこつる)長野県、而今(じこん)三重県、遊穂(ゆうほ)石川県が大々的に特集されていました。 御湖鶴は昨年10月1日に一度飲んだことがあります。 而今と遊穂は飲んだことがありません。試してみたいです。 そして、その後は一押しの純米・純米吟醸が米別に掲載。その次が本醸造、読者に愛される酒と続いています。 一押しでは飛露喜と奈良萬の福島勢が出ていました。 そしてびっくりしたのは雄町という酒米で「上喜元」と「山形正宗」が出ているではありませんか! なんとうれしいことか。山形県の酒米ではないにも関わらず、2銘柄が雄町の代表銘柄で入っているのはうれしいことです。 その他で出ていた中には、先日飲んだ秋田酒こまちのたてのいがありました。 これ美味しかったです。 出羽燦々と出羽の里が出ていないのがちょっと悲しかった。 本醸造クラスでは山形の酒はありませんでした。 純米の宮城の阿部勘、すみのえ、愛宕の松、乾坤一、一ノ蔵と多くありました。 まだまだ未開の酒がたくさんです。 純米吟醸系では、強みのある山形県でも先日の酒米フォーラムでも聞いたとおり純米系はまだまだ知名度がないようです。 これからは出羽の里が出てくるので楽しみです。 そして驚いたのが「読者に愛される酒」 久保田、八海山が独占です。なんと強いことか。久保田や八海山は正直本醸造クラスしか飲んだことがないのでなんともいえないのも事実。 なんとも悔しいものです。これが売れるお酒なんですね。 そしてそして、その後注目酒蔵銘柄ランキング10では、雅山流 新藤酒造店と山形正宗 水戸部酒造が入っていました。 コレはかなりうれしいです。私よりも4つ上の先輩が地元山形で頑張っているのでずっと応援していきたいです。 2000円以下のお薦め本醸造酒に東北泉が入っていたのもまたうれしかったです。 その後の好みを見つけるガイドマップでは、そのお酒たちのタイプがありました。 飲んだことのある銘柄はなんとなくタイプがわかります。 そうね~そんな感じ。確かにそうだ。 これは結構勉強になるかもしれません。味の違い、香りの違い、うま味の違い。 山形県の酒を大きく見ると、うま味があり、香りもありバランスがいいタイプが多いですが、どっしり系、熟成系はごく一部の蔵に限られているところがあります。 そんなお酒をこれから考えていければなと思ったところでした。 さてずっと見ていると、なんとI LOVEはくろすいしゅ出羽の里がでているではありませんか! 伊勢丹新宿店の記事でしたが、それでもうれしかった。 1500もの酒蔵がある日本。その中でこのように山形の銘柄が少しでも紹介されることって本当にうれしいことです。 山形の酒はいい!と思っていても全国的に見たらまだまだ知名度はまだまだ低いところも多々あるのではないでしょうか。 こういった雑誌を通して、また私のブログを通して少しでも山形のお酒に興味を持っていただけるとうれしいです。 掲載されていたお酒の写真をとってみました。 どれも好きな銘柄だったので、瓶だけ残しておきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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