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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
どうしても欲しかった土佐宇宙酒。昨年から目をつけていましたが今年晴れてお取り寄せしました。
全国各地からお取り寄せできる、そんな喜びを感じながらのお取り寄せ。 地元で頑張っているお酒やさんを探して、そこから2本購入することにしました。 私も地元でやってますので、地元のほうが様々な情報があるのでは?と思い取り寄せましたところ、メール、連絡、そして手書きのメッセージに感動! またパンフレットや、お猪口なども入っていて、まじまじと読んでしまいました。 ステキなお店に出会ったという感じです。 宇宙酒を買うなら、地酒屋さんオススメです。 ただ1点気になったのは送料の記載は。それぞれの商品にしてくださいね。 まずはアリサワの文佳人宇宙酒2007 右側と左側、全体にラベルが貼ってあったのでまじまじと全部みてしまいました。 デザインはデハラユキノリさん。 奇抜ですが気持ち悪い、かわいい。そんな感じです。 文佳人は山形県の鑑評会でも美味しいと思った酒ですし、昨年2月の表参道ヒルズの酒の会でも吟の夢高知県の酒造好適米が気になっていました。 そしてさらに、酵母が宇宙酵母だなんて何か夢を感じてしまいます。 ロケットにのって、宇宙に10日間滞在した酵母なんだとか。面白いことをやりますね~ ボトル上に宇宙酒のシールと右下に339/1111のシリアル番号が入っていました。 宇宙酒には様々な規定があるようです。 1.酵母→宇宙を旅した高知県産酵母6種類から選択 2.原料米→高知県産酒造好適米「吟の夢」または「風鳴子」使用 3.造り→低温長期醗酵の純米吟醸酒 土佐宇宙酒審査会の感応審査を合格したもの。 「宇宙酒」計画は、元々は高知県内有志が立ち上げた「高知県宇宙利用推進研究会」(通称「てんくろうの会」)が2002年から推進したものだそうです。 てんくろうとは方言で「天喰ろう」いわゆる大ほら吹きの意味のようですが、それだけ壮大な夢とロマンを持って造ろうと考案されたものです。 坂本竜馬の故郷。考えることがやはり違う。 司牡丹さんのページには無重力の「宇宙酔い」が楽しめると書いてありました。 面白い企画ですね。山形のDEWA33の認定と似ていますが、さらに様々な企画がもりこまれていて、一度は試したい!と思いました。 さてさて、お味は? 香りは穏やかで味わいは濃厚、山形のお酒にはちょっとないような濃厚でいてそしてキレがいいそんなお酒だと感じました。 いいですね~宇宙酔いしそうです・・・ そしてもう一つ。 南酒造場 純米吟醸 南 土佐宇宙酒 南は昨年の全国新酒鑑評会前夜の会で美味しいと思ったお酒。 このお酒は、濃いです。後味に複雑な味わいを残すタイプ。濃い味付けのものとともに飲むにはとてもいいのかな~なんて思いました。 醗酵日数まで記載してありました。38日は少々長め。 今回取り寄せて2つのことを感じました。 まずは購入したお店がよかったこと。お酒への思いや、地元への思いがあり私ももっともっと見習うことがあるな~と思いました。 それともうひとつ。 やはり味にお国柄は出るということ。 どちらも印象は濃厚。 地域で食べる食べ物によって、そしてそれと合うお酒が自然とできて、そしてそれが地酒になること。 山形は辛口といわれますが、他の県からすると辛口なんだろうなと思いました。 ただ、辛口の定義は私もいまだによくわからないので、ほとんどのお酒が辛口なんだろうと勝手に思っているところでした。 シアワセな出会いがあるお取り寄せでした。 日本酒はココロにしみる・・・ ←←見てみてくださね! そろそろ田んぼが動き出しました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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