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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
本日朝10時全国新酒鑑評会の金賞受賞、入賞が発表されました。
全国新酒鑑評会とは、年に一度各蔵元が審査基準にあわせたお酒を提出し審査する会。 日本酒業界ではもっとも大きな審査会で今年は981点が出品され484点が入賞、252点が金賞を受賞されました。 詳しい結果はこちらをご覧ください。 さて我が山形県は19蔵が金賞を受賞。34点が入賞しました。 山形のお酒は、香りだけにはとらわれない、出品酒でも飲むことができるお酒を目指しています。 香りといっても上立ち香と含み香がありますが、鑑評会はどちらかというと上立ち香が強いようです。 全国新酒鑑評会では、ガスクロマトグラフィーという香り成分の濃度によって区分を分けて官能評価だけではない科学的な評価を行っています。 ただ、最終的に賞を獲れるかどうかは官能評価にかかってきます。 昨年は私も醸造試験場のある広島まで全国新酒鑑評会の様子を見に行き、とてもいい経験をしたと思っています。 1000点ものお酒をきき酒することは本当に大変ですが、それでもちょっとした違いや香りの違いなどがわかるようになったと思います。 今年は行くことはできませんでしたが、3月に開催された山形県歓評会を思い出しながら結果を見ていました。 まずは酒田酒造上喜元6年連続金賞受賞おめでとうございます 3月の時点では、これからかな~と思いましたが、ちゃんとピークをもっていくところがさすがです。 見学に行ったときの何番目かの斗瓶だったかが気になります。今度教えてください! 次に竹の露白露垂珠5年連続金賞おめでとうございます! 山田錦以外での一部出品で3年連続金賞受賞快挙です。あのやわらかい味が想像できます。 普段からいいお酒がたくさんありすぎて何から飲んでいいか困るくらい美味しいお酒です。 男山酒造壺天4年連続金賞受賞おめでとうございます! 派手さはないですが、しっかりとした酒を造るところいいですね~ これからもいい酒期待してます。 佐藤仁左衛門酒造場奥羽自慢4年連続金賞受賞おめでとうございます さすがです。バランスがいいお酒です。そのバランス感覚教えてください。 設楽酒造店一声おめでとうございます 先日田植えもしましたので感激ひとしおですね。米作りから今年も頑張りましょうね! 東北銘醸初孫おめでとうございます きもと造りでの美味しさをこれからもよろしくお願いします。 そのほかお世話になっている山形の皆様 鯉川、東北泉、出羽桜、麓井、くどき上手、出羽の雪、朝日川、十四代おめでとうございます。 今回は入賞のあら玉、東の麓、九郎左衛門、栄光冨士残念でしたがこれからも応援します! 3月の時とは少々異なるようでしたが、お酒にはピークがあります。その時期と審査の時期をあわせるのが難しいとどこの蔵でも言っています。 ひとつの指標に向けた取り組みが全国新酒鑑評会。その基準に合わせられる酒造りができればその時代にあう酒造りがいつでもできると聞いたことがあります。 賞をとるためだけではなく、普段の酒造りにおいても時代にあった酒がここ山形から続々と出てくることを期待しています。 酒蔵の皆様本当にお疲れさまでした。またぜひお邪魔させてくださいね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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