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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
先日大雨の被害で、かなり打撃を受けている鶴岡のだだちゃ豆。
畑が浸水し水がはけない状態が続いたため、根が腐れてしまうものが出てしまったそうです。 そのような状態を見るべく、鶴岡まで飛んでいきました。 この日はあいにくの曇り空ですが、台風の影響でなにやら異様に見晴らしがよい感じです。 だだちゃ豆を生産している鶴岡大泉地区の石塚さんのところへ。 6月下旬の2回の大雨と7月の雨により、場所によっては畑が水につかり生育できなかったものがあり、農協の発表によると被害総額5000万円だそうですが、もっともっと多いかもしれません。 すでに生育不可と判断した農家さんについては畑をすでにつぶしてしまったところもあるそうです。 早速畑を見に行きました。 写真の真ん中あたりの生育がよくないのがおわかりでしょうか? 水がたまってしまい、豆が育たず葉っぱが黄色くなりかけています。 場所によってはこういうところもありますが、しっかりと成長し花が咲いているものもあります。 だだちゃ豆といっても品種が細かく分かれています。 7月中旬から出てくる小真木、8月に入って甘露、8月下旬の白山、9月の尾浦と続きます。 この日ハウスで栽培しているだだちゃ豆と湯上り豆をいただきました。 ありがとうございます! まるごと山形でも現在だだちゃ豆受付中です。今年はさくらんぼ同様急遽打ち切りになる可能性もございますのでお早めに。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 午後からは羽黒に行き、竹の露相沢さんのところへ。 昼は直栽培のそばを使った手打ちそばの山の蕎麦屋さんでご馳走になりました。 日本酒学校同期の佐々木くんと合流し圃場見学へ。 現在の稲の状況を見に行きました。 竹の露さんのお酒はすべてこの近郊で収穫できる米のみを使用。 出羽燦々をはじめ、美山錦、改良信交、京ノ華、出羽の里、昨年まで2年間は鶴岡産山田錦もありました。 出羽燦々の圃場と遠くは摩耶山、金峰山が見えます。景色のいいところです。 まだ幼穂はできてきていませんが順調に分けつは進んだ模様です。 今の時期から水をいったん抜き、あとは水の出し入れを調節しながら稲を仕上げていきます。 そうしなければコンバインでの刈り取りが出来なくなってしまうそうです。 まだまだ成長途中の稲ですが、このような作業を穂が出るまえからしなければならないのですね。 通常は水をためるために使う溝切の道具は、水はけを良くするために使っています。 しっかり溝がついて水が流れていっていました。 ここ2週間ぐらいでぐんぐんと稲が生長してきた気がします。 8月上旬には出穂をむかえる米たち。また新たな酒になるためにどんどん成長していきます。 羽黒山から垂れる雲がまたきれいで思わず見とれてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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