カメの歩みのように一歩ずつ in山形きろく

今年の夏休み初日は、5月に羽黒でお会いしたIさんと竹の露さんのお宅におうかがいしました。

暑い炎天下の中鶴岡へ。松ヶ岡開墾地で待ち合わせ。

周りの田んぼはすでに出穂をむかえ、実りの息吹を感じます。

ここの景色はいつ見ても癒されます。映画「蝉しぐれ」でもそのまま使われた景色です。


さて竹の露相沢家では、お酒が冷えていました（笑）



元気なお子様達は夏祭りにでかけていて、めずらしく静かです。

旬の自宅でとれた野菜たちが出迎えてくれました！



トマトにきゅうりに、とうもろこし、だだちゃ豆、ナス。

庄内の味覚岩がきも！！！

そして贅沢にも白露垂珠が7種類も並ぶ。



左から京ノ華66%、出羽燦々×美山錦55%、美山錦55%、改良信交55%、出羽の里55%、亀ノ尾55%

そしてすでに出ている純米吟醸はくろすいしゅ出羽燦々

和食に合うように造られたこのお酒は、すべて”和”の色のラベル。


主張しすぎず、かといってしっかりと存在感がる。それでウォッシュ効果が高い、「濃醇」
「切れ味抜群」のお酒です。

米はすべて近隣で造るお米のみ。

庄内地区はもともとお米の品種改良に力を入れた土地であり、現に酒米の祖先亀ノ尾はここ庄内生まれです。

そんな酒米をふんだんに使い、地元の酒米だけを使っている竹の露さん。

このたび山形までいらっしゃったＮさんの奥様は”色”に関するお仕事をされているそうで、白露垂珠の七色のラベルの並べ方を教えていただきました。

自然と目に飛び込んでくる色、それは虹の色の順番と一緒なんだそうです。


採れたて野菜とお酒を満喫している間、それぞれのお酒の印象をかみ締めていました。

京の華66%の酸味と旨み。これこそ食中酒の極みです。

華やかでサッパリ、今がすばらしく味がのっている美山錦55%

思ったよりも香り控えめで、味わいもある出羽の里55%

金賞受賞コンビの華やかさと旨みを兼ね備える出羽燦々×美山錦55%

これからさらに味が乗ってきそうな改良信交55%と亀ノ尾55%

きゅうりやトマトをかぶつきながら贅沢にいただきました。

子供達が帰ってきてにぎやかになりました。にぎやかなのはまたいいですね。


いつの間にかよっぱらい、子供達とも風呂に入ってとても楽しいお休みでした。

ここにくると食べ物に酒にそして環境に本当に癒されます・・・

お休みの初日からゆったり楽しいひと時でした。