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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
毎年行われる山形県の鑑評会。全国新酒鑑評会の締め切りを前に先生方に審査をしてもらい今年の出品酒をきめる大事な会です。昨年まではパーティを含めて山形で開催されていたのですが、今年は東京できき酒会およびパーティーが開催される模様です。
そのため、山形で開催されるのは山形の酒蔵のものだけだと思っていってみたところ・・・ あるではありませんか!県外含め150蔵の出品酒が! 11時開始でしたが所用があり、到着したのは2時過ぎ。 でも7割方はきき酒ができました。 出品酒会場は吟醸香がむんむん。くらくらしてきそうなくらいです。 山形の純米酒の部からスタート。 時間も遅かったため、ゆっくりと確実にきき酒をしました。 上立ち香がいいもの、含み香りがいいもの、キレがいいもの、味の広がりがいいもの、控えめだけどバランスがいいものなどなど様々です。 今回ひとつの発見がありました。 含み香に、爽やかさが残るものがあること。 十四代、上喜元、白露垂珠、九郎左衛門、米鶴あたりがその類のサッと余韻を残すような印象があります。 これはなかなかいいです。 バランスがいいのは、羽陽男山、朝日川、一声、最上川、大山、羽前白梅、東光、羽陽錦爛、酒中楽康、出羽桜あたりでした。 県外のものは残念ながらなくなっているものも多くありましたが、印象に残ったものは、豊盃(青森)、天の戸(秋田)、松の寿(栃木)、東力士(栃木)、旭興(栃木)、大観(茨城)、龍神(群馬)、一本義(福井)、月桂冠昭和蔵(京都)、黄桜(京都)、石鎚(愛媛)、酔鯨(高知)、土佐鶴(高知)あたりでした。 九州中国四国は酸味があるものあり、バラエティにとんでいるものがあること、北関東は甘めのものが多いこと、東北は香りが高いものがあることなどそれぞれ県別にも考え方が違うようです。 岩手、宮城、福島、新潟は時間切れでできませんでした。残念。 でも多くの銘柄に触れ、また今年の傾向を少しばかりでも知ることができたと思います。 4月22日の東京でのイベントに参加される方はお楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 31, 2008 12:47:46 AM
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