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カテゴリ:日本酒、酒蔵めぐり
(2008.3.22)
晴れた土曜日、この日は朝から酒田方面に出発です。 最上川は雪どけ水がひとしきり流れています。気持ちいい春の陽気です。 まずは朝一番で楯の川酒造さんにおうかがいしました。 山形のフルーツをふんだんに使ったリキュールが人気で今乗りに乗っています。 夏場にも造れるものをと思い、地元に根ざしたものを造っています。 なかなかのアイディアですね。しかも清酒よりも飲む人口は断然多い。 いつも淳平社長には頭が下がります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 次に上喜元さんへ。佐藤正一社長と出張前の尚さんとお会いしました。 造りはまだまだ真っ最中。 もろみも何本かあり、もとが今年最後のものがありました。麹室にも麹が入っています。 今年も20種類の酒米を使っています。 日本酒の現状って、飲む人が増えているのではなくこれから確実に減っていく状態。 量より質を求め、よりよいお酒を造るよう努力研鑽しています。 今はやっているお酒を知ることも重要。そして海外に打って出ることもまた必要。 とても勉強になります。 酒造りって吸水が命!まさにこの作業によって蒸米、麹、もとそれぞれに影響してくるわけです。 やっぱり基本が大事ですね。 海外にいく機会が多いので、お身体に気をつけてくださいね。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 昼食後は鯉川さんへ。 燗酒の話と山形県酒造組合の話を聞く。 関東や仙台には燗を飲めてしかも美味しいつまみを出す名店が多数あって、一緒にいった Sくんは数ヶ月という短期間でかなりの数のお店にいってきた模様。 デジカメには酒の写真ばかりありました 山形にも山形の食材に長けていて、お酒もばっちりな店を作りたいものです。 旬の食材しか出さないなんてまたいいかもしれませんね。 冬場はねた切れしそうですが・・・ 鯉川さんの鉄人にごり(地元庄内産五百万石で造った新酒のうすにごり)がちょうど出荷日ということで、1ケース購入しました。 この晩飲むことに。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 鯉川さんの次は亀ノ井酒造さんと竹の露さんにご挨拶をして奥羽自慢の醸造元へ。 荘厳なかやぶき屋根は本当に圧倒されてしまいます。 全国新酒鑑評会への出品のまえ、様々な作業があるところでしたがお疲れのご様子。 無理なさらずに。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ということで朝から6蔵を回り山形に戻りました。 各蔵それぞれ造りが終わったところや、もう終盤のところもあり、ひと段落といった 感じでした。 新酒の搾りたてや火入れして熟成をさせて出荷する商品などなどこれから様々なお酒が でてきます。お酒の世界は本当に奥が深い! そして夜はSくんがきてくれてこの日の反省会を兼ねて飲みました。(つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 9, 2008 12:35:44 AM
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