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1月30日(水)、テレビ朝日の番組 報道ステーションで、「下町ボブスレー」の特集を観て感動しました。
大田区の町工場の人たちが各々の技術を結集して国産ボブスレーを作り、フェラーリやBMWに挑むという話です。 このプロジェクトを立ち上げた方は、「ボブスレーなどマイナーな競技は、僕たち中小企業の状況によく似ている」と言います。 海外ではボブスレーのソリを、イタリアは「フェラーリ」が、ドイツは「BMW」が、アメリカは「NASA」が、というように一流企業・組織が作っています。 ところが日本はといえば、海外の型落ちしたソリを使っているという状況を知り、大田区の企業に国産初のボブスレー作りを呼び掛けました。 大田区の町工場の高い技術力で、「フェラーリに挑戦しよう!」という夢のある取り組みです。 ただし、ボブスレー作りの報酬はなし、無償で協力することが条件でした。 それでも多くの企業が参加し、町工場の高い技術力で、計画から12日目にして試作品が出来上がったのです。町工場の人たちは、仕事を受け翌日納品というような過酷な状況が日常なので可能なんですと笑って話していました。 技術力の高さ!まさしく「プロ」中の「プロ」なのです。 試乗テストの日、参加企業の人たちが結集し走行を見守ります。 良い結果で走行したのを見て、みな嬉しそうでした。 試合にも同行し、調子が悪いところはその場で調整するのです。 明日の仕事の保証もない状況の中、無償でも「下町ボブスレー」作りに取り組む町工場の人たちは本当に、素晴らしい、夢がある、誇り高い、と感じました。 「下町ボブスレー」がソチオリンピックで、フェラーリとBMWと戦うのです。 観ていて本当に私たちも夢をもらったような気がしました。 そして最後に、「もし海外からボブスレー作りの注文が来たらどうしますか?」と尋ねられた時、「それは嬉しいですね・・・、でも断ります。僕たちの作ったボブスレーは日本人に乗ってほしいから。」と言ってのけました。その言葉にまた感動しました。 「下町ボブスレー」は、日本人の誇りです。 ソチオリンピックのボブスレーがとても楽しみになりました。 そしてこれを機に、ボブスレーがメジャーなスポーツになることを願っています。 下町ボブスレーを作った大田区の町工場の方々、感動をありがとうございました。 心から応援しています。 ● 「下町ボブスレープロジェクト」へのご支援・ご協力のお願い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.03 14:28:25
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