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カテゴリ:絵画・音楽鑑賞
先日、上野不忍池のほとりにある「横山大観記念館」に行って来ました。 横山大観は、明治から昭和の激動期を生きた日本画の大家で、人物画から風景画、巻物まで多くの作品を残しました。 大観は明治41年からこの地に住み始め、大正8年に自身のデザインにより自宅兼画室となる家屋と庭園を作りました。ところが昭和20年の東京大空襲で焼失してしまい、昭和29年に再建され、亡くなるまでここで制作活動を行いました。 この建物と庭園は「横山大観旧宅及び庭園」として国の史跡に指定され、大観の遺族により運営されています。 門を入ると塀で囲まれた小さな庭があります。 右には入口に続く道があり、門をくぐると受け付けがあります。 室内では写真撮影できないけれど、玄関付近は撮影可能と聞き、写真撮影しました。 一階には、囲炉裏のある客間と、その奥に居間があり、掛け軸として作品が展示されています。 「紹介ビデオ」が流れていたので、15分ほど座って観ていました。 廊下から庭を眺めることができます。 二階は大観が作品を描いていた画室になっていて、撮影OKだったので、写真を撮りました。 実際に大観が暮らした部屋に作品が飾られ、その空間を体感できる美術館は珍しと思います。 絵だけでなく、建築にも精通し、随所に大観の美意識やこだわりを見ることができます。 月火水曜日は休館日なので、お越しの際はご注意ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.11.15 10:21:44
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