エネルゲン
お役目を終え、解体されてなお‥地球の明日を見据えるエコロン‥2日間の京葉ガスさんのガス展を終えた。「2009環境創造サミット」と大々的な銘を打っていただけに、様々な企業のお偉方さん達がたくさん来場していた。お偉方さん達を前に、「ようこそぉーウィズガスエコハウスへ~ははは」とやるのだ。「~年間のCO2排出量を約1・2~1・5も削減しちゃうんです~」とかいう難しい数値も説明すれば‥「ワタシ単身赴任なんです‥家に帰ったところで‥人っこ一人‥いや、ロボッこ一台おりません‥」なんてオチャメもいう。まぁそこそこ表情こそ、和らげてくれる方々もいるが‥基本的には、商品説明に真剣なのだ。あまり表情を緩ませない。この表情は正しいのか‥正しくないのか‥そんな役者として余計な心配をしてしまう。ロボ内のムンムンした中で、悶々と考えていた。と、ある回にお婆ちゃんと3才位の男の子が来ていた。ハハハハーエコロンです~と出て行ったら、子供の「キャハハ」という天使の声が聞こえた。エコロンの頭で、あまり外界の音が聞こえないこの耳に届いた‥「キャハハ」充電されていく‥凄い、なんていうキレだ‥自分自身信じられない位の巧なロボさばき‥子供の、そのお婆ちゃんの、他のお客さんの笑い声もたくさん聞こえた。終えた後、一番汗をかき、一番息を切らした‥でも代わりに、あと8回のステージを乗り切れるエネルギーを貰えた、凄く楽しい回になった。声援ってやはりエネルギー源なんだなぁ。-みずのしま-